ありえない ページ1
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ピピピピ……
「なんでアラーム鳴ってるの〜」
今日は土曜日のはずで、仕事休みなんだけど。
ああそうか…解除し忘れてたんだな。
ベッドから腕を伸ばして携帯を探す…が、
ない！！！
何で！？と被っていた布団を放り投げて
身体を起こした。
「は…」
起きた瞬間にまたやらかしたと頭を抱える。
見知らぬ場所。床に散乱する私の服、鞄や靴。
テーブルには、"連絡して"と携帯番号付きのメモ。
「ありえない…」
名前すら名乗らない男を連絡先に入れる趣味もなければ、
私の散乱しているものを整頓するという
マナーもこなせない男に興味はない。
…というか、男の顔すら覚えていない。
別にこういうことが好きでしてるんじゃないんだ。
朝には絶対後悔するもの。
それでも誰かといたいの。
ちょっとした、あの人への反抗心なの。
あの殺風景で寂しい部屋に帰りたくないの。
とりあえずさっさと服を着てホテルを出よう。
きっと、携帯には大量の着信が…
来ているはず。
「あ！お客様ー！精算がお済みでないようなので…」
「は？」
…朝から勘弁してよ。
本当どこの誰だか知らないけど、
ホテル代も払えないわけ！？ありえなさすぎる。
今日はいい事無さそう。
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ちゃん(プロフ) - あいあいさん» コメントありがとうございます！頑張りますので今後も宜しくお願い致します☆ (2016年10月28日 23時) (
レス) id: 567e892c5d (このIDを非表示/違反報告)
名無し49053号(プロフ) - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/rinnnnn13/この更新も待ってます！ (2016年10月27日 20時) (レス) id: bb5c61a8e0 (このIDを非表示/違反報告)
美愛凛 - 一気に読んじゃいました 面白かったです☆彡 (2016年10月26日 16時) (レス) id: c3ec3f50ad (このIDを非表示/違反報告)
あいあい(プロフ) - 更新分、読みました！！ベットの上で足をバタバタさせながら読みました！！紫耀との今後が気になりすぎます！頑張ってください！応援しまくります！ (2016年10月21日 19時) (レス) id: f8899c2219 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃん
| 作成日時：2016年10月11日 0時
