030 ページ30
.
『 家何処なの？ 』
風「 教えなーい 」
しょーがねぇから送ってやるよ、って話を逸らされる。
風「 ついでに持ってやろっか？ 」
『 そういうのは普通、聞くもんじゃないよ 』
風「 可愛くねーな(笑) 」
そう言いながらも結局、
スーパーの袋を持ってくれる風磨。
風「 お前…こんなに買ってどーすんだよ 」
『 一人分って、よく分かんないんだもん…今日鍋だし 』
風「 知るかよ(笑) 」
『 あ、折角だし食べてってよ？ 』
風「 は？それって安全？ 」
『 そう言った事後悔させてあげるけど？ 』
何だか男の人とこんなやり取りしたの、
風磨が初めてかもしれない。
仲良いからこそ出来る言い合い？みたいなやつ…
って、果たして私は風磨と仲良いと言えるのだろうか。
風「 ちょいストップ 」
いきなり風磨が待ったをかけて。
私の元に近づいて…
『 えっ、 』
自分のマフラーを外して、
私の首元に巻く。
…私だってマフラーしてるのに。
『 何してんの、風磨寒いじゃん 』
風「 お前寒がりだから 」
『 何で知って… 』
あっためとけ、って風磨が。
風「 あ、手は…繋げねーけど 」
それはスーパーの袋で両手が塞がってるからなのか、
健人くんがいるから、とか
私にはどういう意味なのか分からない。
でも、
…こういう事、前にもあった気がする。
それは、風磨だったのかな。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2357人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Sapix(プロフ) - この作品が占ツクにハマるきっかけでした。どんな小説よりも大好きです！！ (2019年6月15日 13時) (
レス) id: 82dad1a739 (このIDを非表示/違反報告)
しほり - こんにちは！はじめて読ませていただきました！回をおうごとに、次どうなるんだろうってワクワクしながらよんでました！これからもたのしみにしてます！ (2016年3月2日 12時) (レス) id: 16cfd3de58 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃん(プロフ) - りなさん» いつもコメントありがとうございます！これからも宜しくお願いします(´；ω；｀)♪ (2016年3月2日 1時) (レス) id: 567e892c5d (このIDを非表示/違反報告)
りな - 今からpart2見始めます！これからも頑張ってください！ (2016年1月23日 3時) (レス) id: 0736be828b (このIDを非表示/違反報告)
りな - ちゃん さんの小説やっぱり大好きです！この小説は、今日初めて拝見させていたんですがいい話ですね♪ (2016年1月23日 3時) (レス) id: 0736be828b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゃん
| 作成日時：2016年1月11日 16時
