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(※お話の途中ですが､ここで『秀才と小悪魔の条件』で初登場した村木亮太について軽く紹介)
村木亮太
琳寧と克樹の小学生時代からの友人｡『秀才と小悪魔の条件』では高校2年生で､同作品の主人公ペアである克樹と中村嶺亜のクラスメイトでクラスの学級委員を務めていた｡
(※現在は退所していますが､村木くんはかつて､琳寧くんと克樹くんと一緒に『天才Genius』というジャニーズJr.のグループのメンバーで活動していました)
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琳寧サイド
村木「なるほど｡記憶喪失か…」
琳寧はジョギングしながら､昨日の出来事を村木に話した｡
琳寧「うん｡覚えているのは､名前と年齢と誕生日だけなんだ(´・Д・｀)」
村木「人によって､記憶が戻る時間が掛かるのはそれぞれだろうからな〜｡上田さんの場合､職業や出身も分からないんですよね?」
上田「あぁ…」
村木「でしたら､色々なお店に行くといいかもしれませんね｡そしたら､自分の職業を思い出すかもしれないですし」
琳寧「琳寧もそう思った｡今日､隣街の商店街に連れて行こうかなって」
上田さんが着る洋服や靴を買いたいし､
ゲーセンで遊びたいし､美味しいものを食べたいし､
完全なプライベートになってしまうけど､
琳寧は毎日のように銭湯を手伝っているから､
たまにはいいかなって思う｡
パパとママに許可を貰えばの話だけどね｡
村木「折角だから､本�發睛兇Δ�」
琳寧「どうかなぁ｡克樹は最近､お米を食べないって聞いてるもん」
村木「本�眇�堂の看板息子のくせに(¬_¬)?」
琳寧「動いて沢山食べろって言ってるけど､体重が増えるのが怖いのか言うこと､聞かないんだよねぇ(^_^;)」
という事で急遽､本�眇�堂へ｡
真っ直ぐ走っていくと､2階建てで水色の建物が見えてきた｡
あれが､本�眇�堂｡琳寧と村木の友達､本�盥郤�の実家である｡
上田「本�眇�堂…?」
琳寧「港町にある飲食店で､琳寧達の友達が看板息子をやっているんです(^-^)」
村木「アイツは食べることが大好きで､料理は作るのも好きなんですよ(^-^)」
上田「へぇ〜…」
そんな話をしながら走っている内に､本�眇�堂に到着｡
当然ながら､まだ店は閉まっていた｡
という事で､裏口から回って玄関にあるインターホンを押した｡
ピンポーン♪
すると､インターホンから「どちら様ですか?」と､
男子の面倒くさそうな声が聞こえた｡
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作者名：セーラーローズ | 作成日時：2023年4月2日 0時
