【すとぷり】青い空の思い出【ころん】

さんじゅうはち ページ40

玄関を入れば、兄さんとるぅと君が待ってた



後ろから実羽にちょんと押される



『え、えっと…』



言わなきゃ、ごめんって、たった3文字



その3文字が出てこなかった



けど、この沈黙を破ったのは、以外にも兄さんだった



こ「その、ごめんっ!!そっちの気も知らずに、自分のことばっか言っちゃって…本当にごめん!!」



『え、違っ…私こそ、同じのばっか作って、そりゃ嫌になるよね…ごめん』



こ「嫌々、僕の方が自分勝手だったし…」



『嫌々…私の方が、全然そっちのこと考えられなくて…』



「嫌々…」『嫌々…』



沈黙になり、ドッと笑いが溢れる



実「あははw二人とも引かなすぎでしょw」



る「諦めが悪いですねw」



『あははw…ごめんね、兄さん』



こ「ううんw僕もごめんね!!」



よかった、元に戻れた、これからは気を付けないと



いつ、過去の自分に呑まれるか分からないからね

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