【すとぷり】青い空の思い出【ころん】

にじゅうご ページ27

ころちゃんをマジマジと見てると、胸元に光る物が見えた



あれ、あのネックレスのリング…どっかで…



そっと中指に触れる、そうだ…これ



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


『＿＿お兄ちゃん!!この指輪あがる!!』


「えぇ?!いいのぉ?!」


『うん!!お母さんが要らないの２つくれたんだ!!見て、お揃い!!』


「本当だ…大事にする!!」


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



そうだ、兄さんにあげたのと一緒だ…



けど、何でころちゃんが?いや、違うものかもしれない…と頭の中は混乱してる



「…あ!!そうそう、ころちゃん!!この子が前俺が言った子だよ!!」



『えっ、私?』



ころちゃんの前に出されて戸惑う



こ「…あの、さ









名前、聞いても、いい?」



『っ…はい、』



やけに、唾を飲み込む音が大きく聞こえた



『…あ、



蒼鐘…Aで、す…』



ゆっくり、途切れ途切れに伝えた私の名前…



ちょっとした、希望を抱いて

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