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異世界からの転生者に祝福を! ページ5

…どこだよ…ここ。

ん?なんかこんな感じのセリフ…デジャヴ


なんというか…陽気な音楽が流れてきそうなこの場所

町…だよなぁ?

当たりを見渡すと不思議な格好をした人が沢山いた。

…文化でも違うんだろうな
自分がここにいて不思議に思われないのか?

そう思いたまたま目に付いた大きな建物を目指すことにした




「いらっしゃいませー!空いている席にどうぞー。クエスト、冒険者登録なら奥のカウンターまで!」

…お店の人にそう叫ばれる。よくあんな声大きく出せるなぁ。

と、意味がわからないところに感心しながら冒険者登録が出来るという奥のカウンターへ向かった


まぁ?冒険者にならないと始まりませんし?そのためにこの世界に来たようなものですし?

自分、魔法適用力が高いとか女神さんに言われましたし?自信もってもいいと思いません?!


奥のカウンターまで行くと女の人がせっせと仕事をしているようだった。

将来の勇者様だから?(自称)ここはビシッと登録して?顔覚えてもらう勢いで行かないとなぁ?

『やぁ、Aって言うんだけど、冒険者登録をしてもらいたいなっ?』

…。

実際そう上手くいくと思いますか?

今目の前にいる女の人は眉間にシワをよせ、今にも「うわっ」と声が聞こえそうな顔推しています

『あ、あああのっ、ぼ、ぼぼぼ冒険者登録っを、してもらいたいんでしゅけどっ!!!!』


実際の自分はとてもカッコ悪かった…



「冒険者登録には手数料がかかります。まず、手数料をお支払いください。」

さすがは店の人。スっと顔を戻すと…は……?


冒険者登録に手数料かかんの?


はい、もちろん金持ってません。

詰んだんですよ。


今はあまりのショックで近くの机に突っ伏してますよ

あんの女神、金ぐらい持たせろや


「あのぉ、そちら、冒険者登録の手数料をお持ちではなかったんですよね?」

話しかけてきたのは見ず知らずのおじさんだった…

『は、はぁ。お恥ずかしながらそうなんですよね』笑

「やっぱりあなたですね!先程の会話、実は見ておりまして、良ければこれをお使いください。 困っている人は助けてあげる。これもエリス様の教えです。お使いください。」




「手数料お支払いありがとうございます。坂井A様ですね、それでは、少々お待ちください。」


Aは、あのおじさんにお金を借りました…


その姿は、あまりに醜かったのだとか……

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作者名:凜音 | 作成日時:2020年1月28日 19時

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