【ヒロアカ】ハロー、アンハッピーシュガーライフ

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『大丈夫だって!アタシも応援してるから』

笑顔を絶やさない明るい少女の顔も。

『助けてみせるよ、絶対に』

人々が求めるような英雄ーヒーローーの顔も。

『黙れよ。騙されるてめぇらが悪いんだろ?』

誰も望まない敵ーヴィランーの顔も。

『何かを成し遂げるためには不特定多数の犠牲が必要、ねぇ。…阿保らしい、クソだなてめぇら』

全部、全部反吐がでるような嘘だ。

「ママと一緒にいこう、くぅちゃん」「お前は私の言うことさえ聞いておけばいいんだ」

嗚呼、苦い。耐えきらない苦味が、口の中を侵食していく。

「ずっと(名前)の側にいるから!」「俺の隣にいるのはお前がいい」

大切なものは守らなくちゃ。
早くしないと、また壊しちゃう。瓶の中に詰め込んだ、甘い甘い飴玉が汚されていく。

……苦しむのは、私一人だけでいい。

☆アテンション☆
・突然消してしまう可能性あり
・更新にはあんまり期待しないでください

★他作品★
↓ヴィランになりたかった少女のお話↓
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/melancholy01/執筆状態：完結