殺し屋達の集う場所【歌い手】 (ページ5)

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殺し屋四人ページ5

うらたぬきside
今目の前に居る新しい同居者。そして俺、うらたぬきは気づいたことがある。

俺は躊躇いもなくその女の子に近づく。

そ｢お、おい！うらた！｣
ま｢うらたんやめた方が──｣

そらるさんとまふが止めてるけど… いっか←
そして俺はその子の隣に並ぶとその子を"見下ろした"

う｢よっしゃー！｣
貴｢え？｣

そう！新入りは俺より背が小さかったのだ！

坂｢うらさんの方が…(天然)｣
天｢高い…だと…！(茶番に付き合っているだけ)｣
貴｢はっ倒されたいんですか？｣

下から睨んでくるそいつ。優越感しか感じない() うらさんも男だしなぁ、と坂田が呟く。

その瞬間、俺は身動きが取れなくなっていた。背中には床、前には新入り。どんな状況だ、これ← てか上に女子乗ってるとかヤバくね?!←おい

そこまで拘束は強くないはずなのに指ひとつも動かせない。
そしてそいつは制服の胸ポケットから銀色の何かを取り出す。

ま｢なっ、何を!?｣
そ｢あぁ…(汗)｣

そいつは鋭く光るそれを俺の首元に当てると、スッと切るように滑らせた。一瞬死を覚悟する。
しかしそんな心配は無かった。銀色に光るそれは

ボールペンだったのだ。

貴｢女だからって見くびられると困りますね｣
う｢…悪ぃ…｣
そ｢坂田も悪い｣
う｢ごめんっ！｣

その子が俺に乱暴な真似をしてすみませんと謝り、振り返り際に言った言葉。

貴｢実は胸ポケットに護身用の小型ナイフも入れてるんですけどね｣
天｢2分の1だったってこと!?｣

俺は危うく死ぬところだったらしい…