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3話 ページ3
｢うん!!私ね、ここよく来るの。｣
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笑顔の彼女とは裏腹にこの場所は真っ暗。
それに廃材置き場になっている。
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でも、何かに魅力を感じた。
｢ここに来るとね、落ち着くの。廃材ばっかだけどあそこにねロケットがあるの。｣
そう彼女が指を指す先には古びたロケットが。
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｢ああAそういえばロケット好きだったよね〜天体とかも!!｣
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｢そう!!そうなの!!さっすが徹!!分かってる〜!!｣
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そう言ってはしゃぐ君はいつもと違って見えた。
｢ここに来るとね、現実逃避してる気分になるの。｣
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｢徹もそう思わない?｣
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｢うん。そう思う。不思議だね此処は。｣
そう言って俺は頷いた。
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作者名：燐音 | 作成日時：2016年8月21日 15時
