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第二十七話:頼られるのは ページ32
諸伏side
ゼロから電話があった。
«ヒロ、先輩の所に、川崎が出た。一応追い払っておいたが、また出るかもしれないから＿＿頼むぞ»
＿＿ﾌﾞｰｯﾌﾞｰｯ
「....川崎が..。」
そうだ、いつもだった。
玲佳先輩が頼るのはいつも、ゼロで、
今回がゼロを直接頼った、って訳じゃなくても結果的にはそうなるし
『俺に勝ち目はない、か』
いつかの俺が言った言葉
本当に、
「勝ち目はないかもな。」
先輩、たまには俺も頼ってくれ。
・
第二十八話:沖矢さんに感謝。→←第二十六話:沖矢さんに感謝。
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