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第十四話:完璧なんて ページ18
降谷side(因みに下校時間でっす)
ヒロに見つからないようにひたすら走る。
雨が降っているが関係ない。
先程のヒロの悲しそうな顔を見て“やってしまった”と思った
ヒロが俺が思ったような意味で藤咲玲佳のことを完璧って言った訳じゃないのは分かってる。
でも、自分が言われた訳じゃなくても誰かが完璧って言われるのは嫌だった
いくら完璧って言われても所詮人間だ。
誰だって間違えることがある
そういうときに馬鹿にされるのが嫌だった。
否、他の誰かがじゃなくて藤咲玲佳がかもしれない。
別に好きな訳じゃないのだだけど何か自分と似てるような気がしてどうしても親近感を持ってしまう。
頭では考えながらも足は止めない
すると
「.はぁ.何やってるんですか...降谷零..」
頭上から傘が被せられ(?)た。
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