先生と私はただの先生と生徒なんだから！！[文スト] [ポートマフィア]

銀ちゃんに恋愛相談……[中原中也] ページ28

ピピピピッ ピピピピッ ピピピッ

カチャッ

パチッ

はぁ……

体が重い

学校行きたくないな……

先生にどんな顔で会えばいいんだろう……

先生に会いたくなくても担任だし、顧問だし……

ポタッ

まだ、涙は枯れない

彼女でもないのに、こんなこと思っちゃいけないんだよね……

ポロポロッ





結局私は、学校を休んだ





ピンポーン ガチャッ

A｢あっ！銀ちゃん！｣

銀｢Aちゃん。大丈夫？｣

A｢うん。上がって上がって。｣

銀｢お邪魔します。｣

A｢どうぞ。｣

銀｢ありがとう。｣

A｢行きたくなくて行かなかったのに、お見舞いに来てくれてありがとう。｣

銀｢いいよ。なんで休んだの？｣

A｢先生に会いたくなかったから……。｣

銀｢なんで先生がでてくるの？｣

A｢私が先生のこと好きだから……。｣

銀｢えっ！？｣

A｢あれ？言ってなかったっけ？｣

銀｢うん。初耳だよ！｣

A｢ごめんね。｣

銀｢なんで謝ってるの？｣

A｢ほんとうだね。｣

銀｢先生と何かあったの？｣

A｢先生、彼女いるみたい……。失恋しちゃった……。｣

ポロッ

銀｢本当に先生に彼女いるの？｣

A｢絶対かはわからないけど、女の人が先生の頭ポンポンしてた……。｣

銀｢それだけ？｣

A｢うん。｣

銀｢それって、彼女って決まってないよね？｣

A｢そうだけど、異性の頭普通ポンポンする？｣

銀｢そうだけど。でも、一度先生に聞いてみるべきたよ！｣

A｢もし、彼女だったら立ち直れないかも……。｣

銀｢でも、確かめなかったらずっとモヤモヤしてるままだよ？｣

A｢わかった。聞いてみるよ。｣

銀｢じゃあ、失礼するね。｣

A｢うん。｣

パタンッ



明日頑張って聞いてみよう！



続く

言ってしまった…[中原中也]→←失恋……[中原中也]

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す