先生と私はただの先生と生徒なんだから！！[文スト] [ポートマフィア]

芥川先生と補習[芥川龍之介] ページ3

キーンコーンカーンコーン


｢起立 礼 ありがとうございました｣


樋｢A帰ろー！｣

A｢ごめん！今日から補習あるんだ……｣

樋｢もしかして、芥川先生と2人で？｣

A｢まぁ……そうだね。｣

樋｢いいなー。私もやりたい！｣

芥｢A。早くやるぞ。｣

樋｢芥川先生！私も補習したいです！｣

芥｢駄目だ。｣

樋｢なんでですか？｣

芥｢お前はちゃんと平均以上だっただろ。｣

樋｢……。わかりました。また明日ねAちゃん！｣

A｢うん！また明日ね樋口ちゃん！｣

芥｢じゃあ、始めるぞ。｣

A｢はい。｣


芥｢……で、ここはこうやってこうなるわけだ。ここまで分かったか？｣

A｢わかりません。｣

芥｢もう1回説明するぞ。……で、ここはこうやってこうなるわけだ。分かったか？｣

A｢うーん。やっぱり、わかりません。｣

芥｢なぜだ。もう1回説明するぞ。……で、ここはこうやってこうなるわけだ。分かったか？｣

A｢やっぱり、わかりません。｣




芥｢……で、ここはこうやってこうなるわけだ。なぜ分からない？｣(15回目)

A｢うーん。何でしょうね？私にもわかりません。｣

芥｢フッ アハハ。自分でもわからないんだったら、僕には無理だな。｣

A｢アハハ。ほんとですね。｣

芥｢今日はここまでにする。明日の補習までの宿題として、どうして分からないか原因を見つけてこい。｣

A｢わかりました。さようなら。芥川先生！｣

芥｢ああ。また明日な。｣


芥川先生の笑った顔初めて見た。




ちょっとドキッとしたかも……



続く

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