伏黒恵の姉。番外編

エイプリルフール2022 ページ43

ー虎杖(?)side

朝、起きると自分の部屋では無い場所にいる。けど、間取りやベランダの景色は高専にある寮に間違いない。でも、グラビアらしきポスターが貼ってあったり、男物の服があったり、自分の部屋では無いというのがすぐに分かる。


虎杖(?)(取り敢えず、今日の午前中は普通に授業だから、身支度済ませて、朝ご飯はいいや。すぐ制服着替えて補助監督室寄って報告書提出して教室に行こ。)


そんな事を思いながら部屋の外に出て共有の洗面スペースへ行くと、


虎杖(優)｢お、お、おやまあぁぁぁぁぁ!!!!!｣


悠仁？！これ悠仁だよね？！何で？！どうなってるの？！


すると、廊下の方から誰かが走ってくる音がする。


恵(?)｢どうしたの！？｣

虎杖(優)｢恵っ…！｣

恵(?)｢えっと、君は、、、｣



ー恵(?)side


恵(?)｢ふわぁ〜〜〜｣


欠伸をして伸びをする。今日は確かミゲルさんと一緒に呪霊の祓除だ。海外は呪霊が少ないとはいえ、被害はそれなりにある。


恵(?)｢、、、ん？｣


あれ、ココ、何処だ？確か昨日、海外での生活拠点のマンションで寝ていた気がする。でもここってもしかして、


恵(?)｢高専？｣


えっ、何で？！いつの間に僕戻ってきた！？
いやけど待て。僕の部屋、海外だからそんな荷物置いてないし、本棚だってない。どういう状況！！？！


｢おやまあぁぁぁぁぁ!!!!!｣


！？何かあったのかな、行かなきゃ！！

そう思ってすぐに廊下に出て駆け出していく。


恵(?)｢どうしたの！？｣

虎杖(優)｢恵っ…！｣

恵(?)｢えっと、君は、、、｣


その時、洗面台の鏡に目がいく。


恵(?)｢えっ、伏黒君？！｣

虎杖(優)｢はぁ？｣

恵(?)｢何で、何で伏黒君が？！どうなってるの！？｣

虎杖(優)｢えっと、恵じゃ、無い、、、？｣

恵(乙骨)｢あ、えっと、確か君とは初めましてだよね。
乙骨憂t…｢憂太ーーー！！｣グエェッ!!!

え、何！？何何！？｣

虎杖(優)｢私！伏黒優！｣

恵(乙骨)｢え、優ちゃん！？
(ん！？待ってじゃあ実質今僕優ちゃんに抱きつかれた？)｣


ﾊﾞﾀﾘ…


虎杖(優)｢え、憂太！？｣

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