＜名探偵コナン＞降谷零の兄は今日も悪夢を見る

４、新一side ページ7

今日は父さんが仕事で誰かと会うらしい

誰と会うのか、どうせまたどこかのお偉いさんなんだろうと父さんに聞いてみる

優作「今日は新一も知ってる人だよ」

しかしかえってきた答えは俺の予想をはるかに超えるものだった

優作「透夜君だよ、ほら新一も有希子もよく本を読んでいるだろう」

新一「おっ俺も行きたい！！」

まさかあの人に会いに行くとわ思っていなかった

俺たち家族は透夜さんのかく本の大ファンだ

透夜さんのかく本は何回読んでも飽きない

それぐらい面白い

優作「ダメだ新一、遊びじゃないんだから」

新一「ケチ!!」

いいじゃんか、一回ぐらいついていったって

有希子「あら、私も会いたいわ」

優作「有希子まで、急に家族全員で会ったって透夜君に迷惑だろう」

有希子「なら家に連れてきちゃいなさいよ」

優作「はあ、分かったよ、透夜君に聞いてみる」

やったー！もしかしたら透夜さんがいえにくる！！

それから少したち玄関の開く音が聞こえた

走って玄関に行く、そこにいたのはとても綺麗なお姉さんだった

俺は透夜さんはてっきり男の人だと勘違いをしていた

新一「お姉さん！次はいつ本を出すの？」

そう言い、透夜さんに話しかける

しかし透夜さんの答えは

『ふふっ、僕はお姉さんじゃなくてお兄さんだよ』

お姉さんではないという注意だった

やってしまった、これじゃあ第一印象最悪だと落ち込む

『落ち込まないでよくある事だから大丈夫だよ、ところで新一君は何歳だい？』

怒らないで俺に話しかけてくれた

普通は異性に間違われたら起こることだ

しかし透夜さんにあってから胸がドキドキする

なんなんだ？

取り敢えず答えなければと思い

新一「10歳！！」

そう答える

『その年齢で僕の小説を読んでくれているとわ…ありがとね』

そう言って俺に微笑みかける透夜さんはとても綺麗だった

新一「えっあっ」///

少し顔が赤くなってしまった

しかし何を勘違いしたのか透夜さんは

『ああ、新しい作品だね、まだできてないけど良かったら読むかい？』

そう言って鞄をあさる透夜さん

よかった、気づかれなくて

優作「ダメだろう、新一」

新一「でっでも！」

『大丈夫ですよ、優作先生』

優作「そうかい？」

『はい、しかしパソコンを家に忘れてしまったみたいで少し待っていただいても』

じゃあ今すぐ読めないのか

でもこれってチャンスじゃ…

新一「！俺お兄さんの家行きたい!!」

この胸のドキドキがわかるかもしれないから…

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