十六刀目 決戦の時はきたり ページ17
「無事だったかトシ!!」
合流地点だったのは40階のもう一つのロビー
そこへ私と土方さんを始めとする5番隊と6番隊の人たちが到着｡
運悪く20階で攘夷浪士達に鉢合わせてしまったものの攘夷浪士を絶滅させることができた
他の隊士たちは少しばかりのかすり傷があったものの十四郎さんには傷一つない
だけど、返り血を浴びて黒い制服といえど真っ赤に染まり激戦だったことが見るだけでわかる
「あぁ…上の様子は？」
「まったく動きを見せてねェ…このまま立てこもるつもりなのかもしれねーが向こうには人質1人としていねェ…いつ突入されてもおかしくない状態でアイツらもヒヤヒヤしてるだろうよ」
つまり…向こうがしびれを切らせて向かってくるかこちらが先に突入するか…
まぁ、どっちにしろ斬り合いになることは避けて通れない…
「おい、テメー…なに顔ニヤけてんだよ…」
「えーだって…斬り合いですよ!!さっきも半年ぶりに人を斬って…うわー!!やっぱりあの感覚はたまんないなー!!」
十四郎さんの問いにはしゃぎまくる私。
だって仕方がないじゃないですか
私は生まれっからの人斬り。死んでからも人斬り。
だけど―――誰かを護る人斬りだから。
「…だが」
「うぁ！」
十四郎さんの手のひらが私の頭に覆いかぶさる
その手は私の小さな頭を包み込むぐらい大きくしっかりして、たくましくて…安心してしまうようで
「俺の背中を、よく護ってくれた」
―――なんて。
十四郎さんが簡単に人(幽霊)に礼を言うなんて、なんだか意外だななんて思いつつも
少し、いやけっこう嬉しかったと思ったのは内緒である
これぐらいで舞い上がるなんてまだまだ子供だなーなんて思いながら
「あれぐらい楽勝です」
「調子のんな」
「いでｯ」
今度は頭に一発しばきを
…まったく、オナゴに簡単に手を挙げるようじゃまだまだですね
「これより最上階へと突入する!!」
ロビーに局長の声が響き渡り注目を一気に集める
「攘夷浪士の数はおそらく20人!!
だが相手側は強力な最新の武器を所持している可能性が高い!
己の前にいる敵だけに集中しろ！背中は仲間が護る！
仲間を、自分の腕を信じろ!!
俺たちの勝利は目の前だァ!!」
かっこいいセリフの後にうぉ!!と雄叫びをあげる隊士
ほんとに叫ぶのが好きだなー…なんて他人事のように振舞っているのも今だけ
「最後まで必ず、貴方を護ってみせますよ」
―――十四郎さん
十七刀目 方を付ける〜少しグロ注意〜→←十五刀目 それが私の宿命だから〜土方said〜
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里都(プロフ) - 小豆長光さん» ただいまです!そう言ってくれてすごく嬉しいです…!!はい!頑張ります!!更新はどうぞ、気長にお待ちくださいませ…(*´∀｀*) (2015年2月10日 18時) (
レス) id: 40ac54a980 (このIDを非表示/違反報告)
小豆長光 - 遅れてスミマセン！お帰りなさい！更新ペースが乱れても、大丈夫ですよ！待ってるんで！頑張って下さい！ (2015年2月1日 1時) (レス) id: 86a181adda (このIDを非表示/違反報告)
里都(プロフ) - 少し更新期間が空いてしまいますが、どうかこれからも当作品ともどもよろしくお願いいたします (2015年1月17日 20時) (携帯から) (レス) id: 80205bf93a (このIDを非表示/違反報告)
里都(プロフ) - 勝手な都合で更新ができなくなってしまうこと｡そして、重要な報告をコメント欄に記載すること申し訳ございません。また、私が退院して更新したとき、温かく迎えてくださったら光栄です。 (2015年1月17日 20時) (携帯から) (レス) id: 80205bf93a (このIDを非表示/違反報告)
里都(プロフ) - だそうなのですが、病室でpcを触れることはできないなるうえガラケーからの更新は不可能ですので申し訳ございませんが、今週一杯はお休みさせていただきます (2015年1月17日 20時) (携帯から) (レス) id: 80205bf93a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：里都 | 作者ホームページ：http://nanos.jp/morinocafe/
作成日時：2014年12月1日 20時
