アマレッティ。

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ジンジン、してる────





先輩が触れたほっぺだけ…



熱がこもっているのが分かって、




余計に前、

見れなくなった。









玉「んね、」



呼びかけて

”Aちゃん？”って覗き込むから






ハッとして、


はい！って言えば


声を張った私に"いいお返事"って笑ってる。







もう…なに…、

なんなのさっきから…





もう玉森先輩が喋るだけで

胸がうるさいよ。











"私"の知らない"私"

が、いて。



全てのテンポが

玉森先輩に持っていかれてる気がする…












玉「俺がいる時は

いつでも遊びに来ていいからね」



　「…、え？」




頭がうまく働かず

言葉がしどろもどろ。







玉「バイト先。


”しゅがー”って名前のカフェ。」






　「……あ。しゅがー。



…はい。」




もう。ドキドキうるさいなぁ。








ねぇ起きてる？(笑)

って目を垂らしながら笑って



えいえい、って私の肩を

優しく叩いてくるの。(笑)







　「っ…？」


玉「起きろこーげき」




　「お、起きてますっ

だいじょうぶです、」






玉「ほんとかな〜」








うそ。

もう脳死してる。


玉森先輩のせいで。




ショート寸前なの。






なんならもうこのまま眠って

一回冷静になりたいよ。











玉「あっ、でも────




”俺がいる時だけ”ね、」














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