検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:221 hit

二話 ページ3

楽器に触れたのは中学校に入ってからだった。

自分はもともと走ることが好きで、陸上部に入るつもりだった。


その日も部活見学で陸上部を見に行ってた。
すると、自分が吹奏楽部に入った1番の理由となる音がきこえてきたのだ。




あの一際目立つ、どこまでも広がる音。





心を震わせるような力強い、でもどこか優しくも聞こえる音。









とても美しい音。









気づくと自分は、校舎の方へと進んでいた。
どうしようもなく、あの青空に響き渡る音を奏でた人を見てみたかったのだ。
間近で、となりで聞いてみたかったのだ。
頭はそのことでいっぱいだった。

何故場所がわかったのか、

何故そんな衝動にいきなり駆られたのか、

自分でもよく分からない。
もしかしたら運命なのではないか、などとおかしなことを考えたりもしたのだが、なんとしてでもあの音を奏でた人を見つけなければ、と使命の如くその時は本当に思ったのだ。

そんな気持ちが心をいっぱいにしている中、


その人物と出会った。




力いっぱいにその楽器を吹く彼女は、その華奢な体格からは信じられないほどの大きな、 響く音を出していた。



あぁ、この人があの音の主なのだと、直感的に思った。
そして次の瞬間に思ったのだ。


自分もこんなに人を惹きつけられる音を出してみたい、と。






そして自分は、吹奏楽部への入部を決めたのだ。

ーーーーーーーーーーーー
長々と昔話をすいません、、、。・゜・(ノД`)・゜・。
しかも前回とほとんど同じような構成に、ほとんど非科学的で抽象的ぃ、、、すいまぜぇん、、。゚(゚´Д`゚)゚。
そろそろ「メトロノームよ止まれ」という題の理由となるお話を出しますぅ、、、

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←弁解



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:オリジナル , 部活 , 吹奏楽部 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

紅簾@中学生(プロフ) - 情景が目に浮かぶっていうか、上手いこと言えないんですけど好きです!! (2022年5月29日 0時) (レス) @page1 id: 7a153d74d8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:リン葉 | 作者ホームページ:http://rinha  
作成日時:2022年5月28日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。