お仕事１２ ページ12
「冗談だよ」と言って助手席に座らせてもらって車を走らせた
菊丸「何処に行くんですか？」
ガッチマン「ナイショ」
私の顔を見つめてニコリと笑った
菊丸「…」
ちょっと見つめられてドキっとしたのは内緒にしておく
ガッチマン「着いたよ」
そこには青く輝く海だった
菊丸「海？」
ガッチマン「一回菊丸ちゃんと来たかったんだ、水着で」
菊丸「結婚されても変態なんですね」
ガッチマン「そこは言わないで、男皆思ってるから」
菊丸「わかりました」
ガッチマン「あの３人衆と喧嘩したの？」
菊丸「聞いてくれます？」
ガッチマン「聞くよ」
海岸の階段に座って海を見つめながら話した
ガッチマン「な〜るほどね」
菊丸「はい」
ガッチマン「その首輪も？」
菊丸「そうですね」
ガッチマン「俺は自由の方が好きかな」
菊丸「やっぱりそうですよね」
(牛沢)
俺から扉に行くと開いていて近くに行くといない
牛沢「いねぇ！！」
キヨ「え？」
towaco「何処に行ったんですか！」
とりあえず周りに連絡をとって得た情報は
牛沢「ガッチさん菊丸居るか？」
ガッチマン「いるよ」
牛沢「帰せ！」
ガッチマン「そう怒らないでよ、今から帰る所だから」
そう言って電話を切られた
キヨ「ガッチさんだと」
牛沢「帰るとか言ってたけど」
キヨ「本当に帰って来るのか」
牛沢「…」
扉が開いて玄関に行くと
ガッチマン「ちゃんと返したよ、菊丸ちゃん」
菊丸「はい？」
菊丸が振り返って抱きしめて
(菊丸)
振り返るとおでこにキスをされた
ガッチマン「いつでもおいで、俺は待ってるから」
と私にしか聞こえない声で言われて
ガッチマン「あ、そうそう」
ガッチさんの手には首輪があった
菊丸「いつのまに？！」
ガッチマン「可愛い菊丸ちゃんがよそ見してる時に、お返しするね」
私に渡して帰った
towaco「菊丸」
菊丸「何？」
towaco「今日一緒に寝ますよ」
towacoの声が低いから私は頷いた
牛沢「安心した」
私を抱きしめた
菊丸「うん」
靴を脱いでだいたいの用事を終わらせて先にベットで寝転ぶ
菊丸「はぁー」
大きなタメ息をすると
towaco「あんまりせんといて」
菊丸「とわぽん」
横に寝転び引き寄せられる
towaco「ガッチさんに変なことされてませんか？」
菊丸「大丈夫だよとわぽん」
towaco「心配しました」
菊丸「ごめん」
腰の手が少し力強くなり逃げられないようにされる
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作者名：赤月元愛 | 作成日時：2018年4月17日 21時
