会いたかった！ ページ3
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『はぁっ、はぁ…っ』
夢から覚めた私は布団から飛び起きる。
『いや…そんなまさか……』
あの夢をトリガーに、私はずっと忘れてたことを思い出す。
とにかくこうしてはいられない。早くタルタリヤのところへ向かわないと。
その一心で、私は最低限の身支度を整え家を出る。
全速力で走る私を周りの人は驚いたようにみるけど、人目なんか気にしてられない。
思い出したんだよ、タルタリヤ。
私が君の妹じゃないこと。過去に君が私を救ってくれたこと。
君に全部、伝えたいんだ。
とにかく、タルタリヤを探さないと。
いそうな場所は…
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『こんにちは、公子さんっていますかっ』
北国銀行だ。しかし…
「すみません、今はいらっしゃらないですね。さっきまではいたんですが…」
『どこにいったか知ってますか…？』
「ここの近くの宝刀団を倒しに行くとおっしゃっていましたよ」
そんな…こんな時に限って。
『詳しい場所って分かります？』
「すみません…それは分からないんですけど、もう少ししたら帰ってくると思います。ここで待ってても良いですよ」
『…分かりました…ありがとうございます』
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「あれ、どうしたのA。こんなところにいるなんて珍しいね…ああ、もしかして俺に会いに来てくれたのかな？？」
『ぅあ……タルタリヤ…』
いつものようにおどけた声がする。今までならそれを否定する私だけど、今は______
『うん、そうだよっ………会いたかった…！』
そう言って私はタルタリヤに抱きつく。
「え、ちょ、A！？」
驚いたような、戸惑っているような、それでいて嬉しそうな顔をする彼。
『私、全部思い出したんだ』
はっとするタルタリヤ。私はそのまま続ける。
『やっと会えてうれしいよ、アヤックス！！』
今はタルタリヤという呼び方に慣れているものの、あえてこの呼び方をする。
タルタリヤ、私が思い出して喜んでくれるかな…。
そう思って彼の方を見ると、
『_____________…え___』
ドサッという音とともに、私の視界は反転する。
このままでは意識を失ってしまう、そう悟るのに時間はかからなかった。
そして目を閉じる直前、私が見たのは___
____絶望しきった表情の、タルタリヤだった。
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最近忙しすぎて小説書いてる時間なかった…
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りんご祭り(プロフ) - 雪みかんさん» マジですか！？ありがとうございます…！私も見てくれる皆さんのことが大好きです (2023年3月7日 17時) (
レス) id: 57c596b3f5 (このIDを非表示/違反報告)
雪みかん(プロフ) - もう好きです（ ; ; ） (2023年3月2日 12時) (レス) @page7 id: 93121764d7 (このIDを非表示/違反報告)
りんご祭り(プロフ) - ボッカさん» ありがとうございます！！復帰したので、早く続き書けるように頑張ります！楽しんでくれて嬉しいです…！ (2023年2月23日 22時) (レス) id: bc8f8e995e (このIDを非表示/違反報告)
ボッカ(プロフ) - え、え、急展開でびっくりしてますどうなっちゃうの😭いつも楽しみにしてます！ (2022年12月1日 22時) (レス) @page3 id: 2e0859f113 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご祭り | 作成日時：2022年11月8日 15時
