8話 ページ9
俺が目覚めると、辺りは薄暗くなっていた
そこには七海さんの姿も無く、1枚の置き紙があった
『さっきのは忘れてください。 七海』
一言だけ、七海さんらしい綺麗で細めの字で書かれた置き紙
忘れてください…なんて、…なんでアンタが悪いみたいになってるんだよ…
俺は少しの後悔と安堵を胸に寮に戻った
・
・
・
俺は朝起きるなり、目を擦りぼやける視界の中で自分の部屋に居るはずのない男をみつけた
「……宿儺?…なんで俺の部屋に…」
俺の部屋に居たのは宿儺だった
部屋にある椅子に腰掛けて、足を組んで俺を見下ろしていた
「悠仁でなくて俺では不満か?……昨日は大変だったようだな……」
別に不満も何も無いが、宿儺は何故か俺の秘密に気づいている
相当香りに敏感なんだろうか…
昨日のことも知っているようだ
「なんで…知ってんだよ」
宿儺は口の端を上げ、椅子から立ち上がり俺のベットに近寄ってきた
俺は危機感を感じて布団を退かして壁まで下がった
しかし、宿儺はベットに乗り壁に腕を付き距離を縮められた
俺と宿儺の間には数センチしかなかった
「こんなに甘し匂いを俺が見過ごす訳ないだろう」
顎に手を伸ばされ、そのままクイッと顎を宿儺の方に向けられる
唇が重なりそうになり逃げようとするが、ホールドされて全く身動きが取れない
1798人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鈴花(プロフ) - 続き気になります!!伏黒くん推しなのでそこで終わられるとめっちゃ気になります!! (2022年10月17日 19時) (レス) @page18 id: 8205d463f8 (このIDを非表示/違反報告)
とうりすがりの腐男子もどき - ん?え?続き気になりすぎて眠れないんすけど (2022年3月21日 21時) (レス) @page18 id: df9d11531c (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺に落ちてる腐男子(?) - えっ好き() (2021年11月12日 19時) (レス) @page18 id: dc8ec99537 (このIDを非表示/違反報告)
アイス - 続きめっちゃ気になるんてますけど!!? (2021年8月13日 18時) (レス) id: a3de5516c6 (このIDを非表示/違反報告)
ひなりーズ - ちょっ、続きを!!!!!!恵んでください!!!!!!伏黒とはどうなったの!?!?!?!? (2021年8月9日 12時) (レス) id: 6820255b8b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:エト | 作成日時:2021年1月17日 1時