お前なんか嫌いなのに！！【五条悟】

本気と書いてマジ ページ3

その瞬間、本日二度目の空間が凍る







「は、早かったっすね！」






「うん…まぁね……てか、七海の部屋いってたの？」




五条さんの顔は笑ってる



あ、怒ってないなこれは、いける！






「まぁ、ちょっと相談があって……さぁさぁ、入ってくださ…「ガンッ」…い」





俺がドアを開けた瞬間ドアをドカと蹴られてまた閉められる




五条さんの足が俺の股間に勢いよく入る





俺のソレを蹴られることは無かったが、ひやりと汗が流れる





「ひっ……」






「マジでお前…学習能力ねぇの？」









張り付いた笑顔を向けられ、凍る背筋




ヤバい、殺られる






「…すみません……」




俺はただ同性の友達の部屋に数分いただけなのに、何故謝らなくてはいけないのか分からなかったが、本能が謝れと言った







「Aってほんとに馬鹿だね…まぁ、そこがいいんだけどさ」




五条は足を退けて俺の頭を撫でた






馬鹿みたいに優しく







いつもなら「馬鹿じゃねぇし！」と、反論しているが、今日に限っては既に2回も地雷を踏んだので、そんなこと言える余裕はなかった

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