瞳に映る1 ページ2
「エ〜ス…起きないと遅刻しちゃうよ?」
俺はエースのベッドに乗り、エースを見下ろす
薄らと開いた目で俺を確認すると顔を真っ赤にするエース
エース「ち、…ちち近ぇよ!…」
動揺を顕にしたまま、俺と距離を置こうとするエースに対してもっと距離を縮めた
「キス…出来ちゃいそうだね」
人差し指で唇を抑え、俺は自分の出来る最上級のいやらしい笑みを浮かべて、エースから離れた
それからすぐにぽかんとしているエースに綺麗に畳んだ制服を渡す
「じゃあね、遅刻しちゃ駄目だよ」
俺は手を振って部屋を出て玄関に待っていたデュースの方まで走る
はぁ、朝っぱらから媚売りするのは案外疲れるが…
エースのあの顔
完全に女の子に対する熱い眼差しを俺に向けちゃってさ
俺、男だよ?
本当のことを言ったらどんな顔するんだろうなぁ、はぁ、考えるだけでゾクゾクする
デュース「…A…今日は機嫌良さそうだな!…なんかいい事でもあったか?」
隣にいるデュースは女の子慣れしていない初心中の初心で、俺と2人きりで話しながら歩けるようになったのは最近の話だ
そんな彼を騙すのはさすがに心が痛むが、俺の知ったことじゃない
「ふふっ…内緒…」
デュースを上目遣いで見つめると頬を赤く染め、顔をそらされた
デュース「そう…か…」
74人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
スターフォルテ・スカーレット - 俺と夢主ちゃん境遇一緒じゃんおそろっt((殴キ。モイ ぴえん(´・ω・`) 夢主ちゃん俺の生き写し?だって俺とまんま一緒じゃんうれp(((キ。モイ ぴえん(´・ω・`) 更新頑張ってください。o(^-^)oワクワク (2021年2月14日 10時) (レス) id: 7575ac0566 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:エト | 作成日時:2021年2月7日 17時