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｢………あ……えっと……｣
どうしよう。バレたらどうなるんだろう…避けられるのかな…気持ち悪いって……せっかく、ともだちになったのに……
黙ってぎゅって手を握ったら、胸の中が温かかった。
また涼介の声が聞こえたんだ。
大丈夫だよって
｢……………うん……｣
声が震えた。
俯いてたら、勢いよくがしって肩を掴まれた。
｢すごい！！！！！｣
大ちゃんの目はすごく近くできらきらしてて、綺麗な宝石みたい。
｢…大ちゃん…｣
｢本物のお化けの友達だ！すげぇ！｣
嫌じゃないの？気持ち悪くないのかな？
友達って、また言ってくれた。
｢…う、嘘ついてて……ごめんね｣
｢いいよ！それより嬉しい！いっこ夢叶った！｣
｢ゆめ？｣
｢おばけの友達だよ、でもさ、怖いやつは嫌じゃん。よかったケイで｣
なにそれ……、おかしくて笑っちゃった。大ちゃんて意外と怖がりだよね。
｢あははっ｣
｢ふふっ、あっねぇそれって秘密なの？｣
｢その方がいいよ。じゃないとまたさらわれるかも｣
さらわれてたの？！って大ちゃんがまた騒ぎだしたのをやぶが掴んで止めた。
｢きみは床にぶちまけたやつ先に片付けてくれ｣
｢えぇぇ〜｣
ふくれながらも従う姿がなんか可愛かった。
｢ここだけの話…僕は君以外にもお化けがこの街に居るの知ってるんだ。｣
すすすって近付いてきて、大ちゃんに聞こえないようにこっそり話してくる。
俺はそれ知ってる。ここの隣の部屋にも、いっぱいいた。
｢うちに来たお客さんが人に化けてても、すぐ調べられるんだよ。熱湯ココアで｣
｢え？…ココア？｣
｢お化けは熱さを感じないみたい。きみも美味しそうに飲んでたでしょ？｣
人間はあんなグツグツしたココア飲まないし、熱くてとても飲めないんだよ。
たしかにグツグツしてた。でもそういう飲み物かと思って飲んじゃったおれ。
｢…あの子もそうだったよ。もうすぐうちに来ると思うけど｣
やぶが視線をやった窓の外はいつの間にか日が暮れて暗くなってた。
誰のことを言ってるのか分かった気がする。
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はな(プロフ) - 返信遅れてごめんなさい(＞＜)ありがとうございます!!!何よりうれしいです!!好き勝手書ていますが、ちゃんとハッピーエンドになるので、どうかこれからもよろしくお願いします！ (2018年11月1日 1時) (
レス) id: 9619f20ec7 (このIDを非表示/違反報告)
ジャンプlove - とてもこの作品好きで何度も読んじゃってます！続き凄く凄く楽しみにしてます！待ってます♪ (2018年10月30日 17時) (レス) id: 1b7715a916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな
| 作成日時：2018年10月16日 12時
