12:青春 ページ14
『暇だなぁ』
Tricksterは、朔間零先輩の指導の元、遊木先輩と氷鷹先輩の個人練習が開始した。
明星先輩とあんず先輩はずっと一緒にいる。
衣更先輩は、まだ見たことがない。
私はと言うと、ユニット練習が始まるまでは、特に何もしなくていいらしい。ちょっと悲しい
今は、A組とB組の合同授業中。外の大きな広間で基礎ダンスを習っている。
私はプロデュース科だから、ダンスや歌の授業の時間は自習という名の自由時間だ
みんなの見学をしてもいいし、参加してもいいし、勉強していてもいいし、寝ていてもいい
でも、みんなが太陽の下で頑張ってるのに、教室で勉強したり昼寝したりするのは気が引ける
だから、使われていない外の広間で久しぶりに歌って踊ることにした
『♪〜♪♪♪』
タッタッタッと自分のステップする音だけが聞こえる。その中で歌を歌いながら踊るのは気持ちいい
姫宮:｢な、何あれ………凄い｣
葵ゆ:｢知らなかった……プロ級じゃん！｣
朱桜:｢perfect！歌も踊りもprofessionalですね！｣
紫之:｢うわぁ、綺麗なステップ！｣
南雲:｢やっぱ違うっすね！入試1位は！｣
葵ひ:｢えっ、そうなの？頭いいんだあの子……｣
高峯:｢入試、過去最高得点のオール100点らしいです。なんでも、1度聞いたり見たりしたら忘れないとか｣
仙石:｢さ、流石でござる………｣
『っ、ええぇっ！！』
いつからいたの！？なんか凄い見られてるし……
春川:｢おーい！一緒に帰りましょう！クラスメイトなので！宙は仲良くします！｣
なんか呼ばれてるし………
でも、こういうのも青春ぽくて悪くないかも！
私の歌とダンスの事は全校に知れ渡った。
そのおかげで、沢山の友達ができた。
たまに、プロデュースをお願いされるけど、やんわり断っている。その代わり、歌やダンスを教えてあげると、とても喜ばれる
『♪♪♪〜♪』
天満:｢うおっ！上機嫌だな！何かいいことでもあったのか？｣
『うん♪』ﾆｺｯ
天満:｢お、おう///そうか……｣
ツンツン
『あっ、どうしたの？』
姫宮:｢これ、副会長からの手紙。君に渡すようにって言われて預かった｣
『副会長……？』
嫌な予感…
姫宮:｢うん。そうだよ♪とにかく渡したからね！｣
『う、うん。ありがとう』
急な手紙……なんだろう
A殿
放課後、生徒会室へいらしてください
3年A組蓮巳敬人
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箱推しになりがち人間(プロフ) - 初コメ失礼します。伏見君は多分生徒会ではないと思います。姫宮君の手伝いをしているだけだったと･･･違ったらすみません。とても面白いです。頑張って下さい。 (2022年4月9日 17時) (
レス) @page15 id: 9c39c484b8 (このIDを非表示/違反報告)
クテシフォンらるるん(プロフ) - Kazu-mochiさん。初めまして、クテシフォンらるるんです。この度は本作をお読み下さり、ありがとうございます。確認したところ、閣下ではなく、殿下でしたので、修正致しました。ご指摘ありがとうございます！これからも、楽しんでいただけるよう、頑張ります。 (2021年2月22日 20時) (レス) id: 35ac981bdf (このIDを非表示/違反報告)
kazu-mochi(プロフ) - 初めまして！素晴らしい作品をありがとうございます！日和くんの小説は読んでいませんでしたが、とても面白かったです！(あと、茨くんが日和くんを呼ぶときは閣下ではなく殿下ですよ。閣下は凪砂くんです！間違ってたらすみません(；´Д｀)これからも応援してます！) (2021年2月18日 16時) (レス) id: 2505b4e935 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クテシフォンらるるん x他1人 | 作成日時：2021年2月11日 7時
