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革命5 ページ24

ライブは盛況


何曲か披露し、とても疲れているのに、鳴り止まない声援がとても心地よい



特に、最初に披露したPassing Loveはアンコールを貰えた



夢のような時間が過ぎ、いよいよ結果発表。





心地よいライブの感覚がまだ残っていて、この際、結果なんてどうでも良くなっていた



勝とうが負けようが、今までで1番のライブが出来たから……




蓮巳:「やられた………次は勝つぞ」


『え?敬人……さん?』



鬼龍:「すげぇ疲れた顔してんなぁ……ほら見てみろ」




紅郎さんに言われて観客席を見ると、全員が紫のペンライトを振っていた





『え?ゆ、夢……?』




UNDEAD、Trickster、Rabbits………それに


『零さん!巽兄さん!』




知っている面々が紫色のペンライトを振りながら、拍手をしてくれていた




『私……勝ったの?』



神崎:「お見事である!風早殿!我も感動した!」




息を飲む光景……
一面が明るい紫色

UNDEADが勝った時の紫色とは違って少し明るい色


美しい光景に感嘆のため息が出る

勝とうが負けようが良いライブだったに違いない
でも、勝てたことはやっぱりとても嬉しかった





後に、この試合は

武士と妖精の戦争
武士と天使の戦争


と言われるようになる

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
零side

tendresse (タンドレス)が華々しく決勝進出を迎え、会場の誰もがAに興味を示した




あの子は誰だろう?聞いたことないな。と………




そして迎えた決勝戦


バラード調のtendresse (タンドレス)とヒーロー曲の流星隊



誰もが静と動の戦いだと思ったのだが……

tendresse (タンドレス)は我々が思っている以上に知的で革命的だった




会場全体が赤、青、黄、緑、紫、白……キラキラと光り輝いた流星隊の舞台





パフォーマンスはアクティブで、若い世代から年配の方まで人気のある馴染みやすい曲調




次に控えるtendresse (タンドレス)が流星隊に勝つにはバラード調の曲で流星隊を上回る必要があった








流星隊の舞台が終わり、いよいよtendresse (タンドレス)の舞台が開幕する








白いライトと黄色のライト。ピンクのライト……




先程とは一風変わった華やかな会場



そこにピアノは無く、現れたAはまるで






羽風:「プリンセス……?」



乙狩:「妖精……」


大神:「いや、天使だろ」




この世のものとは思えないほど美しかった

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作者名:クテシフォンらるるんらるる | 作成日時:2021年5月12日 7時

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