17:急接近�� ページ18
A.M 5:00
モモ、皮、なんこつ、ぼんじり、ホルモン、ふりそで、レバー、せせり、つくね
よし！ちょっと作りすぎかな………まっ、いっか！
昨日張り切って買い物に行って、早起きをして焼き鳥を作っていると、母が起きてきた
｢あらぁ、自分でお弁当作ってるの？って、何よその量！焼き鳥弁当なの？｣
《おはよう。お弁当じゃなくて、おかずとして作ったの。》
｢あら、そうなの？まぁ、焼き鳥ってごはんなくても沢山食べれるしね……ていうか、朝早くからなんで焼き鳥？｣
《実は、お世話になってる先輩の好物だから、お礼にと思って》
｢きゃっ、青春してるじゃない！いいわね〜、なんか最近楽しそうだし！Aが楽しそうなのがとても嬉しいわ！
じゃ、私は邪魔しないようにリビング行くねー｣
ルンルンなお母さんの背中を見送りながら、心の中で"ありがとう"と呟く
晃牙先輩、喜んでくれるといいな………
焼き鳥をちょっとオシャレな入れ物に詰めて、自分の分と晃牙先輩の分を持って学校に向かった
お昼休み、ちょっと早く晃牙先輩のいる2年生の階に行くと、飛び出してきた男の人にぶつかってしまった
｢オイ、大丈夫か？すまない。前を見ていなくて｣
見上げると、紫髪の色黒イケメンが手を差し伸べていた
その手をとって起き上がると、その男の人は
｢小さいな。肉を食え。強くなれる｣
と言った。
は？意味わかんない。と思ったが、とりあえず
《ありがとうございます》
と書いて見せる
｢ん、礼はいらない。｣グゥゥゥ……
『・・・・・・』！！！
先輩のお腹が盛大に鳴った
｢すまない。今日、弁当を忘れてしまってな。購買であんパンを買ったんだが、おかずがないと腹がなってしまうらしい。食堂はもう売り切れていてな……｣
この人、お腹すいてるんだ。そんな人ほっとけないよ……
《良かったらおかず食べますか？焼き鳥なんですけど》
｢い、いいのか？それはお前のでは無いのか？｣
《私はお昼がなくても平気です。お腹すいたら購買のパンで足りるので！》ニコッ
｢そうか。では、ありがたくいただく。すまない。お前に肉を食えと言っておいて、肉を貰ってしまって｣
《いいえ！お気になさらず》
紫髪の先輩は無表情だけど、わずかに笑いながら教室へ戻って行った
喜んでもらえたのかな？とにかく、晃牙先輩の所に急がないと！
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さぁ - 私は大神晃牙が最推しなので凄く楽しみながら読んでました...！体育館倉庫のところとかもうね、うん← 本当にお疲れ様でした！新作楽しみにしてます！ (2021年6月3日 18時) (
レス) id: fd66046518 (このIDを非表示/違反報告)
碧生 - 凄い好きです！更新お待ちしております┏○ﾍﾟｺｯ (2021年3月10日 22時) (レス) id: 7ffc4172b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クテシフォンらるるん | 作成日時：2021年3月8日 14時
