弐拾陸ノ物語 ページ27
宇「え、じゃああのたんぽぽ(※善逸)の求愛はどう思ってんだ?」
「特に……友達として嬉しいという感じですかねー?」
宇「疑問形で返すなよ。」
「分からないものを聞いてくるからですよ。」
そういって私は団子を頬張る。
んー!
やっぱり三色団子はほんのり甘くて美味しい!
宇「お前って表情筋豊かだなぁ。
お前見てると和むわ。」
「本当ですか?
それは良かったです!!」
凄い!
こんな無意識に周りを和ませられた!
師範!私やりましたよ!
「あ、そういえば宇髄さんって3人のお嫁さんがいらっしゃるんでしたっけ。」
宇「まぁな。
アイツらも俺のこと和ませてくれるぞ。
お前も4人目に来るか?」
「いや結構です。ズバッ
宇髄さんはその3人の方を大切にしてあげてください。」
そういって〆にと抹茶を口に注ぐ。
宇「……お前天然…いやババアか?」
「誰がババアですか!!
……あぁもう!イケメンだからって許されると思うなよ!イケメンだからって!(まぁいいですよ。)」
宇「おい、逆になってるぞ。逆に。
まぁ俺は派手を司る神だからな、イケメンで当たり前だ!」
「すいません!ちょっと敬略しますね!
アンタと食べると周りに女性が集まってくるから食べづらいんだよ!ゲホッゴホッ」
宇「まぁ落ち着け。」
そう私を担いで言う。
どこを?!
「あっ。」
その拍子に私は抹茶を落として、その容器が派手に割れた。
宇「悪い!姉ちゃんそれで許してくれ!」
宇髄さんはそう店のお姉さんに言い残して私を担いだままその場から走り去った。
「おーろーしてください!」
宇「なんだ?恥ずかしいのか?」
「その持ち方されたら酔います!!」
宇「まぁとりあえず蝶屋敷まで我慢しろ。
……それよりもお前飯食ってるか?」
「もちろんですよ。ちゃんと体重は47kgあるんですから。」
宇「え?」
「え?だからよんじゅ……」
宇「いやそれ言っていいのか?」
「別に構いませんけど?」
宇「…お前詐欺には気をつけろよ。
あとちょっとは恥を学べ。」
「え、あ、はい。」
宇(ド天然かよ、……まぁ変わってねぇな。)
さぁ私は何故宇髄さんに担がれて蝶屋敷に向かっているのでしょうか?
それをまさかもお互い知ってるのでしょうか?
それは______
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ひなだん - めっちゃ面白いデス^^楽しみにしてま(゚ω゚) (2020年2月15日 21時) (レス) id: 525a103bc8 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉桜(プロフ) - ただの絵描きさん» ホントに何度もご迷惑をお掛けしました。はい!頑張りますっ!! (2019年11月10日 16時) (レス) id: e8ee42e7f8 (このIDを非表示/違反報告)
ただの絵描き(プロフ) - また読めて嬉しいです!更新頑張ってください! (2019年11月10日 13時) (レス) id: ecc065cc09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅葉桜 | 作成日時:2019年11月10日 7時