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弐拾弐ノ物語 ページ23

鴉「伝令!伝令!!
淘来A、今スグ本部ヘ行ケ!!」



私は羽織をはおり、急いで向かう。



恐らく外から見ればクールな素早い人と見えるだろう。



しかし内心は……



え、何故なんだ?!



ついにはお館様からまで呼び出しをくらったわけだよね?



前回しのぶさんに呼ばれたのはその警告?!



あぁぁぁぁぁ!!



折角鬼殺隊になれたのにな……。



グッパイ…私の人生。



そうこう考えていると、産屋敷に着いていた。



「遅くなって申し訳ございません。」



お館様はもうお姿を見せていられた。



お「いや、君は十分速かったよ。
A、君と話したいことがあるんだ。」



「…私が返せることなら何でも。」



鬼殺隊からの処分についてぇ?!



お「中に入って話そう。」



「御意。」



私が中へ…産屋敷の中へ足を踏み入れるとあまね様がいらした。



あ「お茶をおつぎしました。
では、私はこれで。」



「あまね様、ありがとうございます。」



私はお茶を1口飲んで心の中で驚く。



さすがに顔に出したら行けないよね!



「お館様……あの…これって……。」



お「あぁ、君の好きな抹茶だよ。
もしかして口に合わなかったかい?」



何で知ってるのぉぉぉ?!



いやこれはうん、もうお館様だからだよ。



「いえ!滅相もございません!
ご気遣い、感謝致します。」



お「良かった、じゃあ本題に入るね。


君には記憶がないんだよね?」



口に残っていた抹茶の味が濁った。



恐らく私の顔も曇っている。



「……はい、私には十から十四までの4年間の記憶がとんでいます。
私が鬼殺隊に入った理由のひとつでもあります。」



正直この話はしたくない。



けどどうしてだろう……。



この方の前だからか、何でも話せる気がする。



お「その理由、詳しく聞かせてもらえるかな?」



「御意……。」

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ひなだん - めっちゃ面白いデス^^楽しみにしてま(゚ω゚) (2020年2月15日 21時) (レス) id: 525a103bc8 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉桜(プロフ) - ただの絵描きさん» ホントに何度もご迷惑をお掛けしました。はい!頑張りますっ!! (2019年11月10日 16時) (レス) id: e8ee42e7f8 (このIDを非表示/違反報告)
ただの絵描き(プロフ) - また読めて嬉しいです!更新頑張ってください! (2019年11月10日 13時) (レス) id: ecc065cc09 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅葉桜 | 作成日時:2019年11月10日 7時

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