33未成年の2人のホストクラブ潜入調査 ページ36
「よし。」
沖田「おう。ってお前なんでィその姿。」
私は着たことの無い丈の短い着物に底の高いくつ、緩い団子に少しの化粧。
「全部妙さんにしてもらったのよ。」
妙「あら!似合うじゃない!」
「そうかな…。」
今まで決まった制服しか来たことがなかった私には、こういうのは初体験だ。
近藤「うん!似合っているぞ、A!」
山崎「もう少し化粧はあっさりさせた方がいいじゃないですか?」
妙「そうねぇ。元々美人さんだから、なんでも似合うわ!」
って、感じにしててこうなった。
沖田「じゃあ俺ァもうホストの店員として。」
「私はその客として。」
そして、2人で店内に堂々と入り込んだ。
店内は多くの人で賑わっていた。
沖田「雌豚1名入りやーす。」
おぉぉぉい!!
私一応客!客に雌豚言うホストがおるかぁー!!
あぁー…忘れてた、総悟と2人だと私がツッコミパートさせられるんだった…。
……ま、まぁいい。見る限り、どうやらあまり接客せずにただ監視し続けている男達がちらほらいる。
「ねぇ、総悟。多分あいつらよ。
空いてる席で監視しやすい位置に行くわよ。」
沖田「言われなくても分かってるでさァ。」
私達が席に座ろうとしたとき、その男達に止められた。
浪士1「おい、コイツは子供じゃねぇか。」
浪士2「しかもコイツ、見たことがねぇぞ!」
沖田「定員の顔忘れるなんて酷いですねぇー。まぁ、最近入ってきた新人なんですよ。」
総悟はそう言うと、私の足を踏んできた。
「くっ…。」
顔としていることが真逆だよ!!
「そうですよ!私も子供ではないですよ。
ただ少し体が小さいだけで、れっきとした大人です。」
そう言って私は、総悟の足を踏み返した。
私達は営業スマイルで話しているが、後ろからはゴゴゴゴゴゴォという効果音が着いているような感じになっている。
浪士1「そ、そうか!なら存分に接客してやれ!」
浪士2「お、俺達はあっちを見てくるからな!」
そう言って浪士2名は他の所へ走り去ってしまった。
「そろそろ踏むのやめてくれないかなぁ?」
沖田「お前が先にやめろィ。」
「そのまま蹴飛ばすよ?」
沖田「そんなの避わしてやるでィ。」
「……あー分かったら、はい。離したからやめて。」
それから適当に監視していると、奴らが動いた。
「…行くよ。」
沖田「あァ。」
私達は店内の“定員以外立ち入り禁止”というドアに男達が入っていくのを気づかれないように追った。
34隠し通路のロッカー…略して隠しロッカー?いや、なんか変。→←32 2人のタッグは恐るべし
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あずきぱふぇ@狂愛(プロフ) - キャラが謝罪をw 私は全然いいです!むしろ指かんでんの可愛かったです!(銀時推し) (2021年3月24日 15時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
紅葉桜(プロフ) - Vさん» それは良かったです!!少し事情があって更新停止していてすいません……。これからも頑張ります!ありがとうございます!……ちなみに銀魂はマジで最高です。ぜひ見てください!! (2019年10月30日 18時) (レス) id: e8ee42e7f8 (このIDを非表示/違反報告)
V - 銀魂と約ネバのコラボ作品初めて見ました。私は、あまり銀魂に興味がありませんでした。でもこれを見て興味がわいてきました。ありがとうございます。 これからも更新楽しみにしています。 (2019年10月30日 10時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
未熟な林檎。(プロフ) - いっちご桜ァァァ!ほんま頑張ろ!いちご桜。のもオモロいよ!! (2019年7月3日 0時) (レス) id: e8ee42e7f8 (このIDを非表示/違反報告)
いちご桜。(プロフ) - 未熟な林檎ちゃぁぁぁぁん!!すっごい面白い!お互い頑張ろうね。 (2019年7月3日 0時) (レス) id: 93be246199 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅葉桜 | 作成日時:2019年6月30日 12時