陰キャだけどモデルです。4

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しばらく図書室で勉強して家に帰りました。







自分の部屋に入ってから気づく。






A「…まふ？」






自分の部屋に入るとふわっとまふの匂いがした。







女の子が好むような、そんな匂い。






ま「分かっちゃった…？」







ベッドから顔を出すまふは少しだけ元気がない気がする。







A「まふ？」





ま「…ん、何？」







A「なんか、怒ってる？」







ま「、別に」








そう言ってまふはうつむいた。







そんなまふが今にも消えちゃいそうな感じがしたから私は優しくまふを抱きしめた。





ま「A、」








少し涙を流しながらまふは少しずつ話してくれた。






ま「…最近さ、Aとさかたん仲いいよね、」









A「そうか？？」








ま「仲いいのっ！！！！！
まぁ、僕が2人と離れちゃったのもあるかもしれないけど、、。
そっちに行っても2人がお似合いで、Aと付き合ってるのは僕なのに、って」








A「うん」








ま「どんどん黒い感情が出てきてっ」









A「うん」









ま「そんな自分が嫌だったから、
僕の周りにいる女子たちと一緒にいた。」








そう言ってまふはごめんねと言った。









A「でもさ、」









A「私も普通にまふのこと考えてたよ？」









ま「いつ」









A「さかたんと喋ってる時」








ま「！？」






A「まふ最近来ないなぁ〜って思ったこともあるし、授業中とか結構まふ見ちゃってるww」







ま「！？うそ…、全然気づかなかった…」








A「まだまだ私への愛が足りませんねぇ〜」









ま「！？僕の方がA大好きだもん！！」







A「じゃあ私はまふを愛してる」








ま「…なっ//」








A「はい、私の勝ちぃ〜」






真っ赤な顔のまふが可愛くてぐしゃぐしゃと頭を撫でて下に行こうとすると、ぐいっと引っ張られた。







A「うぉい」

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