年下のいいなりなんて勘弁だ！ ＊沖田総悟＊

28.プレゼント ページ29

.




.




.




それから私たちは、くだらない話を続けて



夕方頃に外に出た




.




.




.




「今日は楽しかったでさァ」



「それは、よかったです」



.




本当に、プレゼントいらないのかしら



.




.




これじゃあ、


年上としての面目が…




.




.




.




「あっ、あの」



「？」



「…今なら、私、お金あるので…



欲しいものがあれば



言って下さい」



「…や、別に」



「誕生日なんですから


これくらいさせて下さい！」



「…」



.




じっと見つめてくる




.




.




な、何？



変なこと言ってないよね？



.




.




.




.




「…じゃあ…単純に、いいですかィ」




「…ど、どうぞ」



.




大丈夫。



一応1万はある。



たぶんこれだけあれば、何かしら買える、はず。



.





.





.





.





.





.




「………Aさんが、欲しいでさァ」




.




.

29.惚れてる→←27.初めて

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す