じゅう ページ10
今日も朝練を終えては教室へ戻って本を読む
朝に友達と喋ったりしてるような事は一切しない…というか出来ない…
高校生活がはじまったばかりにもうグループなんて出来ちゃってさ…。
でも正直一人の方が落ち着く
「Aさん！」
急に声が高くて可愛らしい声の女の子に話しかけられ私はそのこの方へ目を向ける
見てみるとそこには大勢の女子が集まってなんか騒いでる
私「はい？」
女の子「ちょっと話があるので良いですか？」
私は読んでいたページに栞を挟んで本を机の中にしまいそのこのところまで向かう
私「どうしたの？」
すると、そのこはもじもじと後ろに何か隠していると周りの女の子が
女子「良いから渡しなよ〜！」
と、女の子の背中を軽く叩く
女の子「う、うん…」
私「ん？」
そしたらそのこは後ろに隠していたものを私に差し出してきた
私「え？」
女の子「…あ……退部していただけないでしょうかっ！！！！」
え？
なんで急にそんな事聞くの？
すこし、苛立ちながらそのこに冷たく「なんで？」と言ってしまった
すこし感じ悪かったかな…
女の子「…あ！いえいえ！！き、気にしないでください！それでわっ！」
そしたらそのこは少し涙目になって走っていった
すると、そのこの周りにいた女の子達がわたしを冷たい目で睨み付ける
女子「言い方あったんじゃない？あれはさすがに冷たすぎ」
その女子達は陰でグチグチ喋ってさっきの子を追いかける
わたしは一人残されたようにそこにたちすくんでいた
なんかめんどくさい事になっちゃったな…
チャイムがなり私は我にかえったように教室へと戻る
周りはさっきまでわたし達の会話を聞いていたらしくつめたい空気がわたしを襲う
もう嫌だよ…
誰か…助けてよぉ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
*りんご頭*(プロフ) - みくに☆さん» わぁぁ！！ありがとうございますっ！！ (2016年7月20日 21時) (
レス) id: 728b1fcbf5 (このIDを非表示/違反報告)
みくに☆(プロフ) - こんにちは！いつもこの小説を読んで癒されてます(*^-^*)これからも頑張ってください！！ (2016年7月19日 21時) (レス) id: 4ef569fec8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：*りんご頭* | 作成日時：2016年4月13日 23時
