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にじゅういち ページ21

今日は朝から雨が強くて朝練は中止となっていた。
しかし、昼頃からだんだん雨が弱まり放課後練習は自主練という形になったが顧問の先生が不在のため今日は指示する人もいない
そのため今日はマネージャーの仕事はなく完全に暇。

はぁ…先輩がいないと学校がつまらなく感じる
私は深くため息をついてベンチに座る
私は視界に入ったサッカー部の練習を眺める。

サッカー部を見てると自主練なのに泥まみれになってボールを奪い合う姿を見て少し感動してしまう
雨のせいで滑りやすくなった地面を必死に走り抜けボールだけを追いかける
そのせいで何人か転んでしまった部員もいるがすぐに立ち上がりボールを追いかける
そこで、部員達が一人一人に声を掛け合いながら笑い合う…

これがまさに…『青春』だ。

そこで私はグラウンドを見つめる二人の女子に耳を傾ける

女A「先輩なんでいないのぉぉ…」
女B「それなぁー…まじ先輩がいないサッカー部なんてサッカー部じゃないっ!!」



女A「うわっ!うけるwwwwあの人転んだよ!wwww」
女B「あwwwまじだwwwwwだっさww」



女A「てか、先輩いないとただの『地味部』だよねwww」
女B「それなWこんなん見てるいみねぇーわwww帰ろー」

私は立ち上がってグラウンドへ走り出す
そして、皆を一回集合させる
監督ではないけど一応先輩の言う通りに…

部員A「お前、まだ帰ってなかったのか?」
部員B「俺らにくっついてると地味部の一員だーとか言われるぞ」

やっぱり聞こえないふりしてちゃんと聞こえてたんだ
部員C「あぁ、お前は帰れ。ほら、皆やるZ…」

私「私も一応部員だから。皆の役に立ちたいの」

するとサッカー部の皆がこっちを振り返る

部長「…いってみろ」

その一言で部員は一斉に集合しだす
私は今の現状とその解決作を先輩の言っていた事とそえて皆に提案する

部員H「…まだできるかわかんねーけど一応やってみる価値はある」
部長「よし!そうと決まれば練習だ!」
部員d「ボールを見すぎず相手の位置も確認…ボールを見すぎず相手の位置も確認…ボールを…」

これで一通り私の仕事は終わり
あとは皆の成長見届けるだけだ!

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*りんご頭*(プロフ) - みくに☆さん» わぁぁ!!ありがとうございますっ!! (2016年7月20日 21時) (レス) id: 728b1fcbf5 (このIDを非表示/違反報告)
みくに☆(プロフ) - こんにちは!いつもこの小説を読んで癒されてます(*^-^*)これからも頑張ってください!! (2016年7月19日 21時) (レス) id: 4ef569fec8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*りんご頭* | 作成日時:2016年4月13日 23時

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