にじゅう ページ20
今日から先輩はいない
いつもなら目を輝かせながらグラウンドを見つめる女子達はいなく。
寂しいグラウンドが一人いないだけでこんなに大きく変わるんだ…
私「はぁ…」
顧問の先生「A−！」
大声で先生に呼ばれとっさに視線を向ける
私「は、はい！！！」
顧問の先生「何をぼーっとしてるんだ！！さっさとこれを運べ！！」
私「は、はい！」
私は急いで先生の言っていた大きな段ボールを持って部室に運ぶ
いつもなら、先輩が一緒に手伝ってくれるためこんな重い荷物も楽に運べたため仕事はすぐ済んでいたのに…
先輩がいない今。
私が一人でこの１０kg近くの重い段ボールを運ぶ事になっている
私「む…むぅ…ふぅ…はぁ……無理！！！！！」
私はいったんその段ボールを地面において休憩する
私「無理だよ。こんなの重すぎる…」
？？？「ん？どうしたの？」
太くてカッコイイさわやかな声…
これはもしや…
私「フジ君！？」
フジ「うんｗフジだよ？ｗ」
私「あ、いや。ごめん大きな声出しちゃって…」
フジ「ううん、大丈夫。それにしても重そうだね…運んであげようか？」
天使かよ…
でも、人に任せるわけには行かないと重い
私「あ、いや。これは私が…」
フジ「大丈夫だよ。俺、柔道部だし」
私「じゅ、柔道部！？」
フジ「そんなに驚く事ないだろww」
私「いや、その意外で…」
フジ「そうかな？まぁいいよ。運んであげる…」
私「…ありがとう」
やっぱりフジ君は噂どおり良い人だ…
なんか、良い人にばっかり恵まれてる気がして一瞬にやっとしてしまう自分がいた…
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*りんご頭*(プロフ) - みくに☆さん» わぁぁ！！ありがとうございますっ！！ (2016年7月20日 21時) (
レス) id: 728b1fcbf5 (このIDを非表示/違反報告)
みくに☆(プロフ) - こんにちは！いつもこの小説を読んで癒されてます(*^-^*)これからも頑張ってください！！ (2016年7月19日 21時) (レス) id: 4ef569fec8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*りんご頭* | 作成日時：2016年4月13日 23時
