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練習が終わり、ヒョン達と帰る支度をしている時突然練習室のドアが開いた。
マネ『おーい！みんな。こっち集まれ！』
集まった先にいた人は……
ハン・ソンスさん。つまり、この事務所の代表さんがいた。
PD(代表)『明日の10:00にこの練習室に集まっているように。大事な話がある。』
マネ『以上。解散。』
all『はい！』
hs『大事な話ってなんだろ……。もしかして、デビュー…??』
wn『だといいな。すごく気になる…』
デビュー……できるのかな…僕、いてもいいのかな…
この間、他の練習生に言われたんだ。“なんでお前がそっちにいるんだ”って“どうせ顔だけだろ”って。
顔…こんな顔だからあの人たちは傷を付けなかったのかな??
「顔だけ……か、」
sg『どうかした…??A??』
「なんでm、『なんでもないです。』」
つい、誤魔化すために微笑んだけど日本語だったから分かるわけないか。
sg『ねぇ、Aはデビューしたい??』
『え？したいです……』
sg『どうして…??』
『…………迷惑をかけたくないからです。』
sg『迷惑？だれに？』
『イクグヒョンです。早くデビューして、お金を稼いで、ヒョンの助けにしたいんです。こんな僕でも大切だって言ってくれた人だから……』
…………って何言ってるの、僕
sg『……イクグヒョンとは親戚だって言ってたよね。……Aのお母さんと、お父さんは…』
『……………………ぃますよ。』
sg『っ、じゃ』
『ひょん。僕、すごくデビューしたいです。』
そう言って無理やり話を切った。
ごめんなさい。その話はしたくないから。
スングァニヒョンは少し悲しそうな顔をしてから、
sg『そうだね！僕もだよ！』
無理やり笑顔を作ってそう言った。
そんな顔をさせてしまった僕はやっぱり悪い子だ。
…お金、か。
この間言われた言葉が引っかかる。
“帰ってこい”
そう日本語で言われた時ビックリした。
だって僕の存在を知ってるのって両親とか、その辺だったから。
……まだ刑務所から出れないって思ってたんだけど、そうでもないかも。
あの人たちならやりかねない。
僕だって小さい頃はそれなりな暮らしをしていたから…
お金、お金があれば何をしても許されるのかな？
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りんご∇(プロフ) - ありがとうございます…!!!まだもう少し続きますのでよろしくお願いします!! (2019年12月18日 18時) (
レス) id: d67caf98d9 (このIDを非表示/違反報告)
ろんりー(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています！これからも更新頑張ってください！！ (2019年11月4日 8時) (レス) id: 048debb475 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご∇ | 作成日時：2019年6月23日 11時
