世界を救う能力者たちの日常【日/常/組】 (ページ7)

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Aside

私たちはご飯を食べ終わって、訓練に行くところだった。

･･･。でもさっきぺいんとさんに悪いことしちゃったな･･･
能力をきいただけで急に下むいたりしちゃったし。
光の能力は闇の能力とは真逆だ。
きっとぺいんとさんは四人のなかで最も攻撃や守りにすぐれているだろう。
そんなことはわかってる。

でもそんな中でもひとつ弱点があることも、私はしってた。
それにあとひとつ知っていることがあった。私とぺいんとさんは･･･。

いや、そんなこと考えてもだめだ。
とりあえずぺいんとさんに謝っておこう！

私は前を歩くぺいんとさんの肩をとんとんとたたいた。
『ぺいんとさん、ぺいんとさん』

ぺ「ん？どうしたの？」

もうすぐ訓練ということややいつ出てきてもおかしくない敵に身構えるためか、
ぺいんとさんの表情はさっきよりすこし真面目な感じがした。

『あの･･･。さっきはごめんなさい、なんか悪いことしちゃったなって･･･。』

ぺ「え！？ぼくは全然きにしてないよ！！」

『え、でも･･･』

ぺ「本当に大丈夫だから！ほら、ついたよ！」

気づけば例の訓練するところについたらしい。
大きな公園みたいなところだ。
上には光の膜みたいなのが張られていて十分な明るさがあった。
毎日の訓練のせいか、周りの木は皮が一部はがれていたりした。

ト「あ、Aさんって氷で弓とかつくれるんですか？？」

『あ、できます。ヤリなんかも。』

ト「じゃあまずは弓とそのヤリの訓練しますよ！
　私が植物で的をつくるんで！真ん中に当ててください！」
　「あ、死神さんはいつもので～！」

全員「りょうかーい」

そう言ってトラゾーさんは能力で植物の的をいたるところにつくった。
真ん中にはかわいらしい花がある。
なかには自由自在に動く的もあった。

ク「Aさんは初めてだからお手本みせるよ。」