世界を救う能力者たちの日常【日/常/組】 (ページ40)

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『あんな大勢の人達と一緒にパーティすると、とても楽しいんですね』

ク「うん、めっちゃ楽しかったね笑」

少し歩くと家がある森にたどり着いた。

『ダークを倒してから、敵は全く出てこないですね』

ク「唯一強い闇の力をもつ王のダークを倒したから、きっとあっちの世界は大変なことになってるだろうね。これは考察だけど、もしダークが小さい敵がこっちの世界への道をつくりだしていたのなら、敵はいつか、完全に来れなくなる。」

ト「なるほど…。」

し「そうなるといいですけどね…」

ぺ「あ、そうそう、もう1組の能力者の人達も、少しだけではあるけど周りの人達と交流をもてはじめたみたいですよ。」

ト「俺らのことが新聞にでかでかと載ったからかもね笑」

そう、少し前、この町の私たち、能力者に関しての新聞が他の町でも話題になり次第にそれが全国へと広まっていった。

まあ、それで能力者を信用する人なんて居ないだろうと思っていたけれど。
全てはクロノアさんのおじさんのおかげだ。

ト「さてと、着きましたよ！」

ぺ「あー、楽しすぎて疲れた…」

し「もう眠いですー…」

ク「はいお風呂入って。死神くんからでいいから」

ぺ「早く入ってこいよ～俺も眠いから」

し「はぁーーい…」

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コンコン
『クロノアさーんどうぞ～』

ありがとう、とドアの向こうから聞こえてきたから自室に戻った。
今頃ぺいんとさんと死神さんは爆睡なんだろうなー。

さすがに眠くなってきたからベッドにダイブ。

ふと、考えた。
一緒に居ると楽しくて元気になれる仲間たちがいる。
あったかくて安心できる家がある。
信頼できて優しい町の人もいる…。

1年前、私はこんなことが起こるなんて思っていただろうか…。

『幸せだなあ…。』

そう呟きながら、重くなってきた瞼を閉じた。

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『んーー！』
朝8時。背伸びをして下に降りる。

下ではきっと、クロノアさんが朝ごはんを作ってるんだろう。

またいつも通りの一日が始まる。

今日は何をするのかな。
また町に行く？
それとも久々に訓練？

みんなとなら何をしてても楽しいんだけどね。

よし、今日も頑張るぞっ！

『おはようございます！クロノアさん』

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