37 ページ38
『んっ…』
目が覚めたら真っ白な天井が見えた。
いままでそんな場所、あったっけ…
「Aちゃん!?」
この声…
『ぺい…んとさん』
ぺ「そうだよ!!ぺいんと。わかる!?」
思うように体が動かないけど、私は頷いた。
そしたらぺいんとさんは、少しだけ涙目なりながら
ぺ「よかったっ……!よかったよっ…」
と言いながら抱きついてきた。
ぺ「あ、ごめんね、今からお医者さん呼んでくるね!みんなにも連絡する」
医者…?ここは病院…??なんで、私達が病院にいるの?なんて困惑していたら、すぐにお医者さんが来た。
医「おはよう。Aさん。痛いところとか、ないですか?」
『ないです…ここ、病院ですか…?なんで私たちが、ここに?』
そう尋ねると、お医者さんは丁寧に理由を説明してくれた。
医「──と、いう感じ。だから町の人たちもみんな君たちのことは何も気にしてないよ。」
『そうなんですか…私、どれくらい眠ってましたか?』
医「だいたい2週間半くらいかな。それにしても、ぺいんとくんは凄いよ。君を看病する時は寝ようともしなかったんだから。お兄さんなんでしょ?愛されてるよ。」
『そうなんだ…』
凄い…そこまでしてくれていたんだ。
そう思っていると…
ク「A!!!」
し「Aちゃんっっ!!!」
ト「Aさん!!」
『クロノアさん…死神さん、トラゾーさん…』
医「おお、早かったね、きみたち。」
ク「A、もう大丈夫なんですか?」
医「うん、思ったよりはやく回復したみたいだね。退院はまだリハビリとかを少ししないといけないけど、体の方はもう大丈夫かな。」
し「Aちゃん…よかったよぉーーー泣」
ぎゅーーーっ!!
『いてて…』
ぺ「俺の時の反応とほぼ一緒じゃん笑」
ト「まあでも、本当によかったよAさん…」
ク「やっと全員揃ったからね。まあ今日はゆっくりしよう。」
その日はみんなで色んな話をした。
ぺいんとさんがいなかった時のことも、私が眠ってた時のことも、楽しい話も、いっぱい話した。
─────────────
終わり方が少し雑なのは…
き、気にしない気にしない
26人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
空 - (泣)良いお話ですね (2020年8月9日 17時) (レス) id: 51501a385d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あっぷるふらわぁ | 作成日時:2018年6月29日 22時