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クロノアside
「うっ…あああああああああああああああああっっっ！！！！！！！！」
大きな叫びと同時にぺいんとの体から真っ黒な霧が出てきた。
トラゾーは植物の拘束をはずした。
ドサッ
ぺいんとだ…いつものぺいんとの姿だ。
倒せたんだ。ダークを…ぺいんとを、取り戻せたんだ！
感激にひたったその瞬間。
ト「Aさんっ！！」
Aが倒れた。
ク「A！！！」
し「Aちゃんっ！！」
俺はAの方へ向かった。
ク「トラゾー、ぺいんとの方を任せていい？」
ト「もちろんです！」
ただ、この状況をどうするかが問題だ…死神が能力を使うのをやめた瞬間に一般人が俺らを襲ってくるに違いない。
だからといって置いていくわけにもいかない。
運んでいる途中に一般人に会うかもしれないし、死神の体力が持たないかもしれないし…
どうしよう……
「きみ！！！！この風を止めるんだ！！」
！！この声…
し「クロノアさんの…おじさん？」
死神が風を止めると、おじさんがこっちに向かって走ってきた。
そして俺らにしか聞こえないような小さい声で「お疲れ様」と言って俺らと一般人の間に立って一般人の方を向いた。
「町長！！！どういう事ですか！？」
という声。
町長…？？おじさんが…？？
「皆さんに聞いて欲しい。私はこの能力者たちを今、滅亡することは反対だ。」
「「何故ですか！！！」」
「「こいつらのせいで町は襲われたんですよ！！？」」
次々と罵声が飛び交ってくる。
「私の意見を聞いてくれ！私たちの町を襲ったのは黒い青年。いま、そこに倒れている青年と非常に似ているけれど全然違う。つまり…乗っ取られていたんだろう」
「「また能力者のくせに乗っ取られていたというのか！？」」
「そうだ。けれどもし、能力者たちが私たちを倒したかったら、これは絶好のチャンス。けれど能力者の彼らは町には現れなかったし、いま黒い青年を音の攻撃で倒した…もし能力者が私たちを倒すことを使命としていたなら、音の攻撃は私たちにもあの青年のように影響が出るはずだ。けれどあの音はどうでしたか？」
人々がおじさんの意見にざわつきはじめた。
光の音色は…人々に影響はもちろんない。
その上、俺ら能力者や人々の体力を癒したりする力もある…
─────────────
「「 」」
こういうのは一般人のなかの誰かがはなしている、という意味です！！
分かりにくくてごめんなさい汗
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空 - (泣)良いお話ですね (2020年8月9日 17時) (
レス) id: 51501a385d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あっぷるふらわぁ | 作成日時：2018年6月29日 22時
