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「コナン君、カウントできる?」

「うん!」



零君にも聞こえるようにヘッドホンからスマホに切り替える、ってコナン君まだいるの



「ロリコン、銃持ってるよね?」

「ああ、持っている、、、その呼び方はやめないか?」

「黙れ、状況に適したことをしろ、お姉ちゃん、あとどれくらいで地面につくか聞こえる?」



んなむちゃを、、目をつぶり風を切る音から一メートルあたりの落下速度を計算する、それをここから下までの距離と合わせて、、



『ジャスト40秒』



頭使った



「コナン君、三十五秒」

「わかった、、35、34、、、」



凛音、今どこにいるんだろう、まだビルの中だよな



「30、29」



あと30秒もない



「18、17、16」



一瞬、目の前に凛音が見えた、銃を構えながらも目を見開いている



だからサイコーの笑顔を送ってやる



ー自分らしくいけよー



そんな気持ちを込めて



「5、4、3」



『零』

「大丈夫だ、死なせない」

『頼もし〜』



こっちも死ぬ気はないんだけど、



「2、1」

「「ゼロ!」」

「いっけー!」



その声とともに青い光がすごい勢いで私たちの横を通ってゆく、零君が上着の下から銃を取り出し、構える



そして見間違えてなければ



サッカーボールが徐々に膨れ上がっている



疲れてるのか?と思いつつも前に哀が言っていたことを思い出す



コナン君の便利道具ってやつか、、、



『でもこのままじゃ弾き飛ばされて地面にたたき落されるよ』

「ああ、問題ない、あのヨーヨー持ってるか?」

『、、、わかったよ』



なんでヨーヨーの事知ってんの?怖いんだけど



「君の身体能力と僕の力があれば大丈夫だ」

『うれしいわぁ』



耳元で銃を構える音がして、不思議と耳の痛くない発砲音がした



しぼみ始めるサッカーボールに着地する寸前にヨーヨーを木にひっかけ、落下速度を抑える



『これ終わったらどっか連れてってよ』

「もちろん」




勢いよくサッカーボールウに突っ込んだ私たちは、手を握り合いながら衝撃に耐えた



『、、、』



ヨーヨーどっか行った、指輪は、、、ちゃんとある、零君は



『零』

「なに?」



いる、生きてる




『終わった、、、、生きてる』




生きてるんだ、私

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作者名:リンネ x他2人 | 作成日時:2023年6月24日 10時

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