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基「部屋の番号は」
「２０１１です」
基「少し急いでよろしいでしょうか」
「わかりました」
その瞬間、ヒロトと晴矢はすさまじい速さで走りだした。
陽「はやっ」
それにつられて陽菜も駆け足になる。
スタッフも小走りでついてくる。
・
・
・
非常階段を駆け上がり、２階の廊下をダッシュして着いた部屋のインターホンを押す。
すると、ドアが開いた。
中から出てきたのは涼野風介だった。
基「って、風介！？」
晴「おま、どうやってここに」
２人は風介の顔をみてぞっとした。
晴「どうしたんだよ…何があったんだ」
基「中に入るよ」
ヒロトは玄関に入り、風介の後ろに続く廊下を見た。
基「…わあ」
そこには２人男が倒れていた。
基「暴れたの？…ほんと容赦ないなぁ」
晴矢も驚いた顔をしながら後に続く。
そして、リビングのドアを開けた先に待っていたのは、荒れた部屋だった。
基「５人も一度に相手しちゃって…」
あきれ顔で倒れている男たちを見回した後、水の流れる音に気づく。
基「夏加さん！無事だったんだね！」
晴「っはー、ひやひやしたぜ！」
２人が目を向けた先にいたAは、キッチンで首筋あたりを洗っていた。
基(２階にキッチンがある部屋なんてあったのか…一応それなりの部屋は上の階のようにあるんだな)
あ「心配かけちゃってごめん〜。涼野君が助けてくれたから無事だよ」
晴「無茶すんなよばか。陽菜が泣きながらお前が危ないっていうからびっくりしただろ」
あ「あ、陽菜。捕まらなかった？大丈夫だった？」
基「南雲さんは大丈夫だよ。もう来ると思う」
その言葉とほぼ同時に、陽菜が廊下を駆け抜けて、リビングに滑り込んできた。
陽「A〜〜〜〜〜〜〜〜！！！」
うわーーんと大きな声でなきながら陽菜はAに抱き着いた。
あ「大丈夫、何もされてないよ。みんなが助けてくれると思ってつい無茶しちゃった」
陽「ごめんね…私のせいで…」
あ「ほんと大丈夫だから！泣かないの！」
基「あ、でも水で何してたの？」
あ「えっ、あ、それは」
Aは勘の良いヒロトを少し恨んだ
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海野莉那(プロフ) - ちーぼーさん» ありがとうございます！ドキドキしてくれると書いた甲斐があります！がんばります！ (2016年8月5日 15時) (
レス) id: 6de7cda624 (このIDを非表示/違反報告)
ちーぼー - すごくドキドキします! これからもがんばってください! (2016年8月4日 19時) (レス) id: 53182a88bc (このIDを非表示/違反報告)
海野莉那(プロフ) - クレマチスさん» 返信遅れてごめんなさい！！ありがとうございます！超ド級のキュンキュンを目指してがんばります！ (2016年6月19日 11時) (レス) id: 6de7cda624 (このIDを非表示/違反報告)
クレマチス - すごくキュンキュンしました！！ (2016年5月29日 23時) (レス) id: 87bfc2f468 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉那 | 作者ホームページ：http://blogs.yahoo.co.jp/haruhi_0204mind
作成日時：2015年9月16日 14時
