虹色×白。(2)

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バックステージに戻ると

スタッフが花道を作ってくれていて




止まっていた涙が溢れてくる。









浦「すごいすごい！！」



末「おー！」


日「わぁー！」

西「え、え、なにこれ」

與「えー！すごいやん！！！」


宇「えぇ〜！！」


名前『すごーい！！！』

宇「名前泣いてるのか
笑ってるのかわかんない笑」








花道を通るとスタッフが
「お疲れさまです！」
「明日もお願いします！」

などなど、労いの言葉をかけてくれる。







初日で花道ってなんかすごいよね笑








浦「初日お疲れさまでした！！
明日もよろしくお願いします！」


AAA「よろしくお願いします！！！」






ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ









....................................





楽屋に戻る途中で

メイキングカメラに捕まった。笑









カメラマン「初日お疲れ様でした」


名前『ありがとうございます！』


カメラマン「一言お願いします笑」

名前『えぇぇ〜…

うーんと、えー
今回7人になって初めてのLIVE…


ということで…っ

…ごめんなさい』









振り返ると


LIVEを作り上げる段階でたくさんの不安があった。









名前『私は穴を埋められるほど
アーティストとしてのスキルがまだまだないので…

うーん。

そうですね…

なんだか初日を無事終わることが出来て

とりあえずほっとしてる感じですかね〜…』




カメラマン「今は安堵の涙ということですね笑」


名前『ははっ笑
そうかもしれないです笑』


カメラマン「ありがとうございました！
お疲れ様です！」


名前『お疲れさまでしたー！』









あー、やっぱり


AAAのファンはみんな温かかった。









まだ批判の声はあるけど


それはちあちゃんの存在が

みんなの中でちゃんと生きているってことだから





それはそれで全部受け入れるのが正解なんだなって


思えたLIVEだったな…









楽屋に戻ると

入口で実彩子ちゃんが待っていてくれた。









宇「名前！！」


実彩子ちゃんは私の姿を見つけると

ダーッと涙を流した。





それにつられて私もまた大号泣。笑



名前『実彩子ちゃん〜！！！！』


宇「ほんとにほんとに
名前の努力がLIVEを成功させてくれたと思う…！」




ズビズビになりながらも
伝えてくれる実彩子ちゃん。





名前『全公演、最高のLIVEで終わらせようね』





宇「うん！」









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