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柵から中には入ることが出来ないので、燭台切は角材を置いてヘルメットを取るとこちらへ駆けてきた。
太鼓鐘『よっ。調子はどうだ?』
燭台切『結構良い感じだよ。親方さんが凄く優しい人でね』
ツナギの襟をつまんでパタパタと動かしながら、燭台切は嬉しそうに言う。かなり現代を満喫しているようだ。
太鼓鐘『そりゃ良かった。他の奴らは?』
燭台切『伽羅ちゃんが呼びに行ったから、そろそろ来ると…あ、ほら来た』
燭台切が手を振る方には、三人の姿。
鶴丸『よぉ、お二人さん』
貴方「お疲れー。これ差し入れ」
太鼓鐘はビニール袋からスポーツドリンクを四本出して、それぞれに渡した。
この真夏に外での労働だ。熱中症対策も万全にしなければならない。
受け取った四人はやはり疲れていたのか、すぐにスポーツドリンクの蓋を開けて中身を飲み始めた。
寿「あー、生き返る!」
汗を首筋に流しながらも爽やかな笑顔を見せる寿は、やはり男性アイドルレベルの顔面偏差値である。それは他の三人も同様だ。
太鼓鐘『調子、かなり良いんだって?』
大倶利『まあ今のところはな』
鶴丸『ただ、ウィッグとやらが暑くてたまらん…どうにかならないか?』
燭台切『鶴さん、あんまり大きな声で言っちゃいけないよ』
大倶利『坊主にしろ』
鶴丸『おい』
だんだん話が展開されていく中で、彼等の後ろから大きな声が聞こえた。
「おーい!何やってんだー!」
寿「あ、やべ。親方だ」
鶴丸『いかんいかん、給料を減らされちゃたまらん』
燭台切『そろそろ戻ろうか、飲み物ありがとう。それじゃあまた』
遠ざかっていく四人の背中を見届けながら、太鼓鐘はAに言う。
太鼓鐘『良かった。主、結構大丈夫そうじゃん』
貴方「そーだね」
太鼓鐘『そんなに心配すること無かったなぁ。とりあえずあそこまで行くことねーよな』
貴方「多分。あ、それじゃ帰りにスポーツドリンク買っとく?ケースで」
太鼓鐘『それ良いな。じゃあ行こうぜ!』
その時の二人は、完全に油断していた。
〜追記〜
フユヤスミダー!!!更新ススムー!!!
あと、ハンドルネームをりなほからそるとに変えました。
なんかりなほって本名に間違われるから…
本名をひらがなにしただけのガキみたいに見えるから…(理由ちっちゃい)
あとツイッター垢名がそるとだから。
今はそるサイコだけど。暇だったら探してみてや〜〜あわよくばフォローしてや〜〜〜〜
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りなほ@受験生(プロフ) - ありがとうございます(`・ω・´)私自身青江クラスタなのでそう言って頂けるとホントウレシィ… (2016年12月18日 0時) (レス) id: 762ecccfb8 (このIDを非表示/違反報告)
腐り始めた豆腐 - ↓青一江じゃないです。アオーエです。 (2016年12月17日 20時) (レス) id: 20ecaa2ed9 (このIDを非表示/違反報告)
腐り始めた豆腐 - もう……本当にこの小説大好きです(笑)寿も東も夢主も大好きだぁー!!東の本丸の青ー江が好きすぎる。更新楽しみにしてます! (2016年12月17日 20時) (レス) id: 20ecaa2ed9 (このIDを非表示/違反報告)
りなほ@多忙(プロフ) - この話は割と寿中心なのです( ˇωˇ )トラブルメーカーェ…グラサンは大爆笑でした (2016年11月1日 23時) (レス) id: 762ecccfb8 (このIDを非表示/違反報告)
白鶴(仮)@プリンは犠牲になったのだ - 寿…お馬鹿さんですか、お前は…… グラサンwwそういやそうだったwwwww (2016年10月31日 14時) (レス) id: 064ce5e387 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そると | 作者ホームページ:
作成日時:2016年9月19日 21時