帰してくれ！！ (ページ41)

今日:3 hit、昨日:22 hit、合計:17,556 hit

さぁあの子は本物？ページ41

のぞみ「さっき白い影らしき奴に追いかけられてな。壁のボタン押したらシャッターおりたからそのまま逃げてきてん」

奏「それ怪我とか大丈夫か！？」

のぞみ「いや〜私がそんなドジする訳ないじゃないっすかwwそいつ足遅かったんで余裕でしたわ」
ケラケラ笑うのぞみちゃんに奏は良かった〜と言い安心した表情を見せた

透哉「のぞみちゃんが無事そうで良かったぁ。じゃあ早くここから脱出して先生の助け呼ばないとやね」

俺達は歩き出した
のぞみちゃんは何故か俺達の服の袖をぎゅっと握りしめてくる
さっき白い影という奴が余程怖かったのかなぁ

ーーー

shp「チーノ、お前何してくれんねん。こはる達と逸れたやんけ」
ショッピは不満げな表情だ

せっかくこはると仲良くなるチャンスやったんにと舌打ちをするショッピに対してチーノは笑う

ci「これでええねん。非常用出口こっちにあるねんから」
掴まれた手首が痛い

shp「……お前、ここ初めてやっていうてたよな」

ci「あぁそうやっけ？」
ニコッと笑うその笑顔は爽やかで

shp「……っ！！」
ショッピはチーノの手を振り払い、突き飛ばした

ci「ちょっ何すんねんショッピぃ」

shp「お前、チーノやないやろ？」

ci「何いうてんねんショッピ……怖いこと言わんといてやぁ」
チーノは真顔になった

shp「俺の中のチーノはそんな爽やかやない。いつもの胡散臭い笑みはどうしたんや？？」

暫くの沈黙の後、チーノは言った

ci「あーそれ酷いなぁショッピ。やっぱお前、、、蜍倥′縺医∴縺ｪ縺」

shp「はぁクソ」
ショッピはチーノが連れて行こうとした逆方向に走り出す
そして、ポケットからスマホを取り出してチーノに電話をかけた

プルルルップルルルッ

「待てやぁショッピ･･･蝟ｰ繧上○繧蝟ｰ繧上○繧蝟ｰ繧上○繧」
チーノの形をした何かは追いかけてきたが、足が遅かったので巻くことに成功した

ピッ

shp「チーノ！！お前今何処や！！！」

ci「ショッピがトイレ一人で行きたないから一緒に来てって言ったんやろ？？ていうか、トイレ前でずっと待っとるのに痺れ切らして見にいったらお前居らんやんけ……！！お前こそ今何処やねん」

shp「チーノ、早くその場から離れて此処から出ろ！停電してるから気をつけて進めや」

ci「停電？ショッピ何をいうとるん」

shp「はぁ？」

ーーー
ちなみに
「蜍倥′縺医∴縺ｪ縺」は「勘がええな？」
「蝟ｰ繧上○繧」は「喰わせろ」です