帰してくれ！！ (ページ5)

今日:2 hit、昨日:22 hit、合計:17,555 hit

神だってミスをするページ5

真っ白で何もない空間に神と人の子が2人

？「おーい起きて〜何時間寝てんのさ君ら」

こはる「ぅうん、、、、ここは何処？？」見渡す限り真っ白なところに私は寝そべっていた。

透哉「ふぁあ''〜、、、えっ！！ここ何処なわけ！？」
あくびをしながら起きる男

寝起きなのに元気だなーと思いながら視線を向けるとあのいけすかない顔があった

佐田だ。
なぜ寝起きにこんな奴の顔を見なきゃいけないのか。

？「君らやっと起きた！んじゃ説明始めよっか？」
金髪の美しい男が立っている。それにしても美形だなぁ。距離とっとこ

？「おっ美しいなんて照れるなぁ、、、ちょっと佐田透哉君、キモッって思わないでくれない？？僕だって傷つくんだよ？？？」

こはる「貴方は誰なの？」私は車に轢かれて、、、それから？？
救急車の音はしなかった筈だから病院ではない、、、？

？「あー困惑してるみたいだね。そうだなぁ僕は君達でいうところの神様ってやつかな」金髪の男は笑いながら両手でピースをした

こはる透哉「「はぁ？？」」

頭がおかしいのか？電波系の対処は苦手なんだけど、、、

神「あぁはいはいその反応なれてるなれてる。君達の心読めてるし、この見渡す限りなく真っ白な空間で察してもらえると助かるんだけど」

やれやれと首を振る神という男にイラッとした。

確かに漫画で読んだようなシチュエーションだけれど、、、

神「それに君達死んだ時の記憶あるでしょ」

こはる透哉「「・・・・・」」

やっぱり死んだんだな。未練だっていっぱいあったのに幽霊にはならなかったらしい

「でもねー君達の死は僕が君達の書類にコーヒー溢したことで起きたことなんだよ」

こはる「えっ」じゃああの事故は

透哉「ふざけんなよ」(俺が女に刺されたのは)

神様のせい？？

神「だから君達にチャンスを与えようと思ったんだ！でも対価をなしに現世に戻すと上の神様に僕が叱られちゃう」

神「それで僕は名案を思いついたんだ！！」目をキラキラとさせる神様

なんだかとても嫌な予感がする、、、

透哉「ねぇ、神様は何をいいたいの？」

佐田は思いっきり神様を睨みつける

神「君達が僕との勝負に勝ったら、病院のベットの上で意識を回復させ元の世界に帰してあげる！！」