帰してくれ！！ (ページ15)

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ゲームは好きページ15

ガラガラ

扉を開けて入るとコイツの大きな声が隣で聞こえる

透哉「皆んなおはよ〜」

余計なこというな
コイツせいでたくさんの視線が向けらる

ねちっこい視線やないから、まぁええけどさ

黒板に貼ってある表を見た
こはる(隣の席が男子なの？)
友達作れるか？あっ後ろ斜めアイツじゃん

透哉「おっ席近いじゃん！やったね」

こはる「うん、そうだな」
軽く会話を交わしながら席に座る

透哉「あっお隣さん？これから宜しくね！」
アイツが隣の席の男子に声をかける

簡易的に席を書くとこんな感じです
　黒板
　私男
　男透哉女

紫色のゴーグル付きヘルメットを被った男子生徒だ
？「あっはい、てかゲームしてるの分かりませんか。話しかけないで貰えます？」
スマホの画面から目を離さなず、返事してきた

リズムにのったタップの音が聞こえてくる

うわぁ分かる、、、ゲーム中って話しかけられるとイラつくよね

透哉「あっごめんごめん！でも挨拶は基本じゃん」
へらへら笑ってるその顔にパンチお見舞いしたくなるよな

ヘルメット男「あっヤバっちょっあびゃー」
なんか独特な口調だなこの男
てか、何気に今世でゲームみたりするの初なんだけど

その男のスマホゲーム画面を見る
非常識だと思うが好奇心には逆らえなかった

こはる「えっ待ってそのゲーム、、、、
プロ○カじゃん！！」
知ってるゲームでびっくりなんだけど、しかもHARDかこれ？

こはる「ゲーム上手やな」
思わず声に出してしまった

ヘルメット男「あっ」
ライブ失敗の文字

こはる「ご、ごごごめんなさい！つい、声に出ちゃって、、、」
二度と声かけんなっていわれるか？班活動に支障でるのは高校生活に不味いぞ、どうしよう

ヘルメット男「大丈夫っすよ。それよりアンタもゲームするんすか？」

こはる「えっ！？あーゲームは好きだよ」
アイツとは喋らんのに何でうちに話しかけてくるん？！

くそっ顔が整ってるから攻略キャラかこの男

仲良くなれんかったらザ・エンドかもってことやろ、助けて！

助けを求めようとアイツをみるがもう隣の女の子と話に花を咲かせている

緩く巻いた長い髪と大きな瞳持つ少女は恋する乙女の表情でアイツを見ていた

この野郎！！あとでアイス奢らすからな絶対に！！
決して嫉妬ではない決して

？「俺は塩戸(しおと) 平和(ひらかず)と申します。貴方は？」

「私はーーー