【黒バス】きっかけは突然に10

No.422 ページ33

ーガガガガガガッー


『…！！((戸をじっと見る』



．


これでやっと…別館に行ける…。
…けど何となく…。

向こう側にあんまり行きたくないな…。



．



．




ーﾋﾟﾁｬｯー


『…！((後ろを見る』



．




水の音…？
が聞こえたと思ったんだけど…後ろには何もいない…

気のせい…？



．




．




．



ーグッ！！ー
強い力で腕を引かれる



．


『えっ！？((バランスを崩しかける』

宮地「月宮！！((咄嗟にAの体を支える」




赤司「！！宮地さん！Aさん！！」

宮地「っ！！((目を見開く」


『っ！！((顔がさっと青ざめる』


．


「ｱ………ｱｧｧ!!」



青峰「なんだよコイツ！！」

火神「何だよじゃねぇ！！
早く腕ほどかねぇと！」


赤司「火神、青峰。
Aさんの腕からソイツを離すのを手伝ってくれ。」


青峰＆火神「「おう。」」

赤司「宮地さんはAさんを支えてあげてください。」


宮地「わかってっよ。」

『っ…。((眉間にシワがよる』


．


ーｷﾞﾁｷﾞﾁｷﾞﾁ…ー
力が強くなっていく


．




．



力が強すぎるっ…！！
絶対痣できる…。


．


…焼け爛れた皮膚……所々血と何かが床に落ちてる…。



．




「ｱﾂﾞｨ…ｱｧｧ…」


．


唸り声ともう一つの…多分この人だったであろうモノの心の声…



．



．



「ﾅﾆﾓ……ｼﾞﾃﾞﾅｲﾉﾆ゛ｨｨ!!」



．


っ…いつ聞いても…。
辛そうな言葉ばかり…。


．




．



ーｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｯー


青峰「コイツの力何なんだよっ！！((腕を剥がそうとする」

火神「強すぎだろ…！！」



赤司「…一旦腕を解け。」

火神「はぁ！？何言って…！！」


青峰「良いから解いとけ！((火神の腕を引く」



．


ーグチャっ!!ー



「ｱｧｧｧｧｧｧ!!! 」




火神「なっ…おまっ…！！((目を見開く」

赤司「今のうちに一気に引け…！！」


宮地「あぁ！！」

青峰「ちっ…！！」



-一気に2人は力を入れて引き離す-


．



『っ！！((宮地の方に思いきり体が傾く』

宮地「っ悪ぃな。」


『いっいえ…ありがとうございます。』


．




．


「ｱ…ｱｧｧｧ…！！((Aを求めるように両手を向ける」


ースッー
赤司がソレとAの間に入る



赤司「すまない。
…これ以上Aさんには触らせない。

…楽になれ。((銃を向け＿」



．


ーパァンッ!!ー


「ｧ゛……ｧｧ……。」


．



．


ーﾍﾞﾁｬｧｯ!!ー
床で踠く

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