少年期101 ページ24
「洗脳ではない、あの方は僕の理解者だ
お前らに何がわかる！！！」
完全に油断していた。
地中200メートルまで埋めたから、簡単には出てこられないだろうと。
目の前の敵は自身の骨を構え、こちらに振りかぶっている。
『我愛羅…！』
何が起こった……？
目の前には愛してやまない女の姿。
我愛羅「名前…？」
名前は骨を操る者の攻撃を左肩に受けながら、右手で奴の胸を突いている。
敵は口から血を吐きながら生き絶える。
リー「名前さん！！！！」
俺は慌てて、砂で彼女を引き寄せる。
『大丈夫、大したことない。とりあえず安全なところに降りよう』
奴が作り出した骨のイバラを避け、俺たちは木陰へと腰を下ろす。
…彼女以外は。
我愛羅「…どこへいく…」
何か違う。いつもの彼女と。
どこかが違う。胸騒ぎがした。
名前は微笑んだ。
『ロック・リー！』
リー「は、はい？！」
『あんたは帰りなさい。絶対安静のはずよね？なんでここにいるの？』
リー「そ、それは…」
『しのごの言わないっ！』
リー「は、はい！」
名前はおもむろに腰に付いている忍具ポケットから巻物を取り出す。
自身の親指を噛みちぎる。
口寄せ!
『
出現した巨大な鳥は、頷くような素振りを見せると、ロック・リーに上に乗るように促すかのごとく、体制を低くした。
ロック・リーはなにか言いたげだったが名前の睨みで大人しく去っていった。
リーを見上げる彼女。
我愛羅「名前…、何処へ行く…。ここにいてくれ…」
今にも駆け出しそうな彼女に語りかける。
もうチャクラ切れで動けないのに、必死に手を伸ばす。
『我愛羅…、すぐ会えたでしょ？』
彼女は困ったように微笑んだ。
『でも…、もう会えない…』
目を見開く。額の愛の傷が痛んだ気がした。
我愛羅「なぜ…！」
手をばした先の名前が消え、身体に衝撃が走る。
瞬身して、自身の胸に飛び込んできたことを理解する。
愛おしいニオイが目前に広がるのに、胸は締め付けられ、張り裂けそうになる。
『約束を果たさないといけないから…』
我愛羅「こんな…こんな別れの再会ならいらなかった…」
額の愛が酷く痛む。
彼女に伸ばしていた手を額に持っていく。
『我愛羅…ありがとう、愛してる…サヨナラ』
最悪の再会だ____…。
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里奈 - 2部出来ましたら、URLをお願いします！2部楽しみにしてます！ (2019年7月24日 19時) (
レス) id: 167fdf8826 (このIDを非表示/違反報告)
雄飛~Yuhi~ - 我愛羅が凄く好きなので、我愛羅との絡み、楽しみにしてます！！！！更新頑張って下さいp(^-^)q応援しています！！！！！！！ (2018年12月22日 23時) (レス) id: 17482f2c04 (このIDを非表示/違反報告)
マスラ - 面白いです！続き楽しみにしています。更新頑張ってください！(≧▽≦) (2018年11月4日 19時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
rina214skt2(プロフ) - ベコさん» レスボタンが押せました！コメントありがとうございます(｀・ω・´)気長にお待ちいただけたら嬉しいです。私も我愛羅大好きなのでもっと出せるように頑張ります！ (2018年9月3日 0時) (レス) id: bb6660352e (このIDを非表示/違反報告)
ベコ(プロフ) - 更新頑張って下さい！凄く楽しみに待ってます！ (2018年8月6日 9時) (レス) id: 7f4e6905fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あめ | 作成日時：2018年6月2日 12時
