少年期79 ページ1
「ウチで引き取ろう」
うちはフガクは静かに声を発した。
目の前の3人、ミコト、イタチ、サスケは何も言わない。
先日うちは一族の門の側に倒れている少女が発見された。
名前を名前、歳は５つ。それ以外は何も話さない。
木ノ葉警備部隊に迷子や捜索の届け出は出ていない。
フガク「イタチ、サスケ、警備部隊まで迎えに行ってやってくれ」
イタチとサスケはしっかりと頷くと、席を立った。
少女の第一発見者として、フガクはこれから育てる覚悟を決めたのだった。
______2年後
『はぁっ！』
サスケ「くっ…！はっ！」
『きゃっ！！』
名前が繰り出した拳はサスケにいなされ、無防備だった足に回し蹴りが飛んでくる。
そして回避できず、転んでしまった。
『また負けた〜！サスケ強いね！』
サスケ「兄さんに比べたらまだまだだ！」
対人格闘の修行と称して、少女はたまにサスケの相手をしていた。
サスケに手を差し出され、その手を掴もうとすると、それより早く身体が宙にフワリと浮かぶ感覚。
「また修行しているのか？」
低く優しい声の持ち主が、少女の脇に手を差し、抱き上げていた。
『イタチさん！』「兄さん！」
重なる弟と妹の声にフッと微笑み名前を降ろして立たせた後、右手にサスケ、左手に名前と同時に頭を撫でる。
サスケ「兄さん！手裏剣術の修行見てくれるって約束だろ？！」
イタチ「わかっている、シスイも見てくれるらしい。忍具ポーチを持ってこい」
名前は心底愛おしそうにサスケを見つめるイタチをチラリと見た後、駆けていくサスケの後をゆっくりと追いかけた。
イタチ「名前」
『なに？イタチさん』
イタチ「サスケでは相手にならないか…？」
イタチの見透かしたような瞳が刺すように自身を映し出す。
少し言葉に詰まるがすぐにいつもの笑顔を貼り付ける。
『まだまだ修行して強くならないとサスケに追いつけないや！私も急いで手裏剣持ってくる！！』
イタチは黙ってその背中を見つめていた。
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里奈 - 2部出来ましたら、URLをお願いします！2部楽しみにしてます！ (2019年7月24日 19時) (
レス) id: 167fdf8826 (このIDを非表示/違反報告)
雄飛~Yuhi~ - 我愛羅が凄く好きなので、我愛羅との絡み、楽しみにしてます！！！！更新頑張って下さいp(^-^)q応援しています！！！！！！！ (2018年12月22日 23時) (レス) id: 17482f2c04 (このIDを非表示/違反報告)
マスラ - 面白いです！続き楽しみにしています。更新頑張ってください！(≧▽≦) (2018年11月4日 19時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
rina214skt2(プロフ) - ベコさん» レスボタンが押せました！コメントありがとうございます(｀・ω・´)気長にお待ちいただけたら嬉しいです。私も我愛羅大好きなのでもっと出せるように頑張ります！ (2018年9月3日 0時) (レス) id: bb6660352e (このIDを非表示/違反報告)
ベコ(プロフ) - 更新頑張って下さい！凄く楽しみに待ってます！ (2018年8月6日 9時) (レス) id: 7f4e6905fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あめ | 作成日時：2018年6月2日 12時
